よしなしごと

ブログの引っ越しを開始しました。

「はてなダイアリー」が廃止されるらしいので「はてなブログ」に引っ越します。とりあえず、「エーゲ海のある都市の物語」は神話と歴史の間のエーゲ海に再編します。 それにしても「はてなブログ」の使い方がよく分からない。

そろそろ書かなきゃ

4月16日にオートエンコーダの話を書いていて行き詰ってしまい、それがきっかけで書けない日々が続きました。でも、やはり何か書きたいという思いがあるので、オートエンコーダやニューラルネットやそのような話とは全然違ったところで、書き始めたいと思いま…

菅島(すがしま)

今度は、菅島(すがしま)という島に行ってきました。それまで、私の菅島への印象はあまりよくありませんでした。それは、この島には採石場があり、山がかなり削られて大変な姿になっているからです。鳥羽駅からは幸いその姿は見えないのですが(見えたら観…

海の日なので

海の日だそうなので、少し合間を見つけて海を見て来ました。鳥羽です。時間がなかったので島には向かいませんでした。それにしても暑い。

坂手(さかて)島

鳥羽駅から見て、すぐ目の前にある坂手島という小さな島に行ってきました。 海からすぐ山になるような感じで、その山の斜面の海に面したあたりに集落があります。 道は狭くて、自動車をついに見かけることはありませんでした。狭い路地は迷路のようでおもし…

答志(とうし)島

実は、10年ぐらい前もこの島に来たことがあって、その時は、ここ和具ではなく、その先の答志というところに上陸したのですが、帰りの船の便を調べたら2時間ぐらい先だったので、時間をつぶすのに苦労したことがありました。そのことが頭をよぎったので、さ…

脱走して答志(とうし)島へ

ゴールデンウィークといっても、いろいろシガラミがあってどこかへ行楽に出かけるわけにもいかない。でも、こういう時こそ、日常を離れたい、などと思っていたところ・・・・。 最初は、近所の散歩だった・・・・。 それが、無人駅にたどり着いて 1時間に1…

今年は・・・・

今年の春は、桜が満開の時にひどい風邪で寝込んでしまうという、大失態を演じてしまい、満開の桜の写真がありません。(熱っぽい頭で遠くから眺めた桜は独特の美しさでしたが・・・。) それで昨日は、もう散りかけでしたが桜を見にいきました。(宮川堤) …

もうすぐ桜が咲くと思うと・・・・

もうすぐ桜が咲くと思うと、ワクワクします。去年、写した写真を見ながら、開花を待っています。

1982年のAIブームの時に読んだ本

先月の1月24日にAI(Artificial Intelligence:人工知能)の立役者の1人だったマービン・ミンスキー博士が亡くなった、というニュースを最近知った。私はマービン・ミンスキーについてそれほど知っているわけではないが、この名前は、1982年(今から34年…

近況

前回、ブログに書いたのがちょうど1ヶ月前の大晦日だったのを見て、少し何か書かなければ、と思い、書きました。とはいえ、まだ「書きたい」というポテンシャルが少ないと感じています。健康的には何の問題もありません。そこそこ元気です。今はちょっとし…

2015年の自分のブログ活動を振り返る

2015年の自分のブログ活動を振り返ると、10月でほぼ活動を停止してしまったことに気づきました。今年6月に、勉強しようと考えたディープラーニングについては、ぼんやりとしたイメージをつかめたぐらいでしかありません。10月で息切れしてしまいました。デ…

「ラビュリントイオ・ポトニア」のためのメモ

古事記 不思議な1300年史作者: 斎藤英喜出版社/メーカー: 新人物往来社発売日: 2012/05/12メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 1回この商品を含むブログを見るこの本を読んでいたら、思いがけずラビュリントイオ・ポトニア(=迷宮の女主人)である…

統計力学を学ぶことにします。

私は2008年1月1日からこのブログのタイトルを「工場統計力学(建設中!)」としながら、実は統計力学をよく知りません。大学で勉強した時、物性とか熱力学・統計力学、流体力学はどうも苦手でした。そんな無責任な状態のまま7年があっというまに過ぎてしまい…

液体のマシン

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。 昨年12月から公私ともにいろいろ出来事がありまして、なかなかネットに関わる気力がありませんでした。新年早々テンションが低くて申し訳ありません。m(__)m でも、何か書いておかないと、このまま続…

東へ

紅葉

どれも神宮徴古館の敷地内の写真です。

家出?

伊勢鉄道という第三セクターの鉄道があります。津と四日市の間を結んでいます。 ディーゼルです。電線(架線)がありません。 田園風景が続きます。この近くに鈴鹿サーキット稲生駅があります。 四日市に近づくと風景がにわかに変わります。 この影法師は私…

暁の女神ウシャス

生あるものはすべて、彼女を眺めて身を屈めつ。 美しき女神は光明を創造す。 寛裕なる天の娘は、輝きもて敵意を、 ウシャスは輝きもて災厄を遠ざけんことを。 「リグ・ヴェーダ讃歌」岩波文庫 辻尚四郎訳 より リグ・ヴェーダ讃歌 (岩波文庫)作者: 辻直四郎…

生物としての半導体工場

私は最初の職場から半導体工場の自動化に関わってきていて、会社を何回か変わっていますが、大きく言えば今もそれに関わる仕事をしています。私は、かなり若いころからコンピュータシステムと生物のアナロジーに心を惹かれていました。それは元はと言えばノ…

亀山城

三重県に移り住んでから12年以上たちました。最近になって気づいたのは三重県には城跡がけっこう多いということです。天守閣は残っていませんが津や松阪、伊賀上野、度会郡田丸町に石垣が残っています。昨日は亀山市の亀山城跡へ行きました。 残っている建物…

三番叟(さんばそう)に出会った(つづき)

「三番叟(さんばそう)に出会った。」で書いた3体の人形、それぞれが、伊勢神宮、春日大社、八幡大菩薩、の使者であるという3体の人形について何か分からないかと以前読んだ中沢新一の「精霊の王」をまた図書館から借りてきて調べたところ、関係のありそ…

メモ

三番叟の人形に出会った日のこと。行きには山の中で、今まで12年伊勢にいて始めて鹿を見ました。帰りは夜で、自宅からそれほど遠くない場所でバスを降りたのですが、まわりの林から聞こえる虫の音が轟音のようにすさまじかったです。山の夜はこんなに騒が…

三番叟(さんばそう)に出会った。

昨日、ちょっとほっつき歩いていて、「三番叟」なるものに出会った。「三番叟」というものがどういうものか、能に関係しているものであることは分かるが、Wikipediaを見ても今ひとつよく分からない。 何かおそろしげなものを感じる。以前読んだ中沢新一の「…

メモ:ヴァネヴァー・ブッシュのアナログ計算機

ブッシュの計算機研究者としての成果の最たるものは、1934年、アメリカ軍のために設計を始めた、極秘の100トンもあるアナログ計算機で、1942年、アバディーン試験場に納入された。中には長さ300km以上の電線があり、150個の電動モーターがあった――2000本の真…

ジョージ・スティビッツ

今もまだコンピュータが誕生した頃のことを調べていますが、そうするとまた別の人物が登場してきました。ジョージ・スティビッツです。結局、デジタルコンピュータは誰が発明したのかという質問は、調べれば調べるほどわけが分からなくなります。コンピュー…

EDVACに関する第一草稿(First Draft of a Report on the EDVAC) 4.素子、同期、ニューロンのアナロジー (フォン・ノイマン著)

4.1. 若干の一般的な見解から議論を進める。 全てのデジタル計算装置は、離散の平衡状態を持つ、若干リレーに似た素子を含んである。そのような素子は、無期限に存在出来る2つ以上の互いに区別出来る状態を持つ。これらは完全な平衡状態であるかもしれず、…

EDVACに関する第一草稿(First Draft of a Report on the EDVAC) 3.検討の手順 (フォン・ノイマン著)

3.1. 2.0の分類が完了したので、今や、装置がそのように分割されるのを見た5つの特殊部分を取り上げ、ひとつひとつ検討することが可能である。そのような検討はこれらの部分のそれぞれについてそれ自身についてと、互いの関係について要求される特徴を明ら…

EDVACに関する第一草稿(First Draft of a Report on the EDVAC) 2.システムの主要下位区分 (フォン・ノイマン著)(2)

2.5. 第3の記述をまとめる。装置は多量のメモリを必要とする。このメモリのさまざまな部分は、その性質や大きくはその目的によって若干異なる機能を遂行しなければならないように見えるが、それにもかかわらずそれはメモリ全体が1つの組織であるように扱い…

ゲーデルの不完全性定理が分かったような気になった(これで何回目やら)(2)

なぜ、また分からなくなったか、というと、同じように考えて「は偽である」という命題のにこの命題自身に対応する値を代入することが可能ではないか、と思ったからです。こうするとこの命題は実質的に「この命題は偽である」になります。例の古代ギリシアに…