2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

2.浅いアーキテクチャの理論的限界――Learning Deep Architectures for AI

Learning Deep Architectures for AIの翻訳です。 目次はこちら 2.浅いアーキテクチャの理論的限界 このセクションでは、不十分な深さのアーキテクチャの制限を明らかにする理論的結果によってディープ・アーキテクチャに賛成する議論を提示する。論文のこ…

1.1.AIの学習のための欲しいものリスト――Learning Deep Architectures for AI

Learning Deep Architectures for AIの翻訳です。 目次はこちら 1.1.AIの学習のための欲しいものリスト 上記の課題の若干をまとめて、AIを解決する学習アルゴリズムのために気づいたいくつかの要求を述べる。 複雑な、高度に変化する関数、つまり、訓練例の…

1.導入――Learning Deep Architectures for AI

Learning Deep Architectures for AIの翻訳です。 目次はこちら 1.導入 我々が知性と呼ぶものを示すに充分なほど、この世界をモデル化することをコンピュータが出来るようにすることは、半世紀以上の研究の焦点であった。これを達成するためには、この世界…

Yoshua Bengo教授の論文Learning Deep Architectures for AI

Yoshua Bengo教授の論文Learning Deep Architectures for AIはディープラーニングを理解する上で重要な論文なので、翻訳しました。 AIのためのディープ・アーキテクチャの学習 Yoshua Bengo モントリオール大学コンピュータ科学とオペレーションズリサーチ…

ディープ・ビリーフ・ネットワーク

英語版WikipediaのDeep belief networkのページの翻訳。 ディープ・ビリーフ・ネットワーク 機械学習では、ディープ・ビリーフ・ネットワーク(DBN)は、潜在的変数(「隠れたユニット)の複数層からなり、層間には接続があるが、個々の層内のユニット間には接…

ボツルマンマシン

英語版WikipediaのBoltzmann Machineのページの翻訳。 ボルツマンマシン ボルツマンマシンは1985年にジェフリー・ヒントンとテリー・セジュスキーが発明した確率再帰型ニューラル・ネットワークの一種である。ボルツマンマシンはホップフィールド・ネットの…

ボルツマンマシンの勉強中(5)

日本語版と英語版のWikipediaの「ボルツマンマシン」のページを繰り返し見ていたら、日本語版は英語版を訳したものであることが一目瞭然なのでしたが、なぜが一部分を日本語に訳していないことが分かりました。 ボルツマンマシン――日本語版Wikipedia ボルツ…

ボルツマンマシンの勉強中(4)

シグモイド関数 ・・・・(24) は以下のような曲線になります。 このシグモイド関数の表記を用いると式(11) ・・・・(11) は ・・・・(25) と表すことが出来ます。さらに式(23) ・・・・(23) を(25)に代入すれば ・・・・(26) になります。ここまでのボルツマ…

ボルツマンマシンの勉強中(3)

式(11) ・・・・(11) の意味を考えてみましょう。の時は、式(11)からとなります。ということは、ということです。つまり、ニューロンの出力が+1でも-1でも全体のエネルギーは変わらない、という場合です。この場合は、ニューロンの出力が+1になる確率は1/2に…

ボルツマンマシンの勉強中(2)

このエントリーは勉強であれこれ考えたことをメモしているだけですから、個人的なものです。ネットに公開しながら矛盾していますが、ごく私的なメモです。すみません。いつかはちゃんと人に説明出来るようになりたい。とにかく書いていきます。 さっそくです…

ボルツマンマシンの勉強中

今日、英語版Wikipediaの「制限ボルツマンマシン」のページの翻訳を終えました。終えましたけれども、内容はよく理解出来ていません。それでも得るところはありました。ひとつは自分のボルツマンマシンの理解がかなり表面的であったことを自覚したことです。…

制限ボルツマンマシン(またの名をRBM)

英語版WikipediaのRestricted Boltzmann Machineのページの翻訳。「ヒントン教授によって書かれた、RBMを訓練する実際的なガイドは彼のホームページの中で見つかる。」より以降の文章はよく分からない。 制限ボルツマン・マシン 制限ボルツマン・マシン(RBM)…

制限ボルツマンマシン

今日もメモ書き。メモ書きを書き足していく感じがよさそうだ。 以前、Wikipediaでディープラーニング(「深層学習」とも言う)について検索した時、ほとんど情報がなかったのに今、見るといろいろな解説が(まだ不十分だが)ある。その中のひとつが「ボルツ…

メモ。デビッド・マー『Vision』

デビッド・マー著『Vision』のアマゾンの書評に感じるものがあった。 現代は脳の世紀といわれ、脳機能についての知識が全くない人は少ないと思う。しかし脳の研究が始まった瞬間の時代にまさか、こんな時代が来るとは思った人がいただろうか。 同じように、…

「ラビュリントイオ・ポトニア」のためのメモ

古事記 不思議な1300年史作者: 斎藤英喜出版社/メーカー: 新人物往来社発売日: 2012/05/12メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 1回この商品を含むブログを見るこの本を読んでいたら、思いがけずラビュリントイオ・ポトニア(=迷宮の女主人)である…