2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(35)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 5.3. 待ち行列長分布 ここでは待ち行列分布の近似を開発する。近似手続きはセクション4.1の待ち分布のための手続きの離散版である。具体的には、すでに開発された…

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(34)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 5.2.3. 数値比較 との近似値を正確な値と比較する(表25,27,28)。中間から重い負荷()での2乗変動係数()はかなり正確であるがの近似は軽負荷において…

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(33)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 5.2.2. システム内個数 私のの近似手法はの予備的近似から始まる。つまり、 ・・・・(5.9) ただしはセクション5.1のより求められ、のはセクション5.2.1から求めら…

ポトニア・ラビュリントソス

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(32)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 5.2. 2次モーメント特性 私は2次モーメントの近似を開発するのに、比較的よく正当化されている近似平均値とに非常に頼っている。具体的には、 、 、 ・・・・(5.…

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(31)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 5. 待ち行列長とシステム内個数 このセクションでは、定常状態での任意の時点でのシステムを記述する、待ち行列長(サービス中の客を除く)とシステム内個数、の近…

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(30)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 またモデルでのを(同様にとも)de Smit (1983a,、1983b、個人的やり取り)による正確な値と比較する(表25)。最後に、待ち時間分布の近似パーセンタイル値(90…

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(29)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 4.3. 数値比較 セクション4.1のとの近似値をと(でバランスのとれた平均)において正確な値と比較する。最初のケース(表23)にはKuihn (1976)からのデータを用…

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(28)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 4.2. 漸近法 ここでは詳しく調査しないが、もう一つの方法は単純な指数分布 ・・・・(4.6) によって裾野確率を近似することである。ただしとは極限 の時、・・・・…

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(27)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 4. 待ち時間分布 このセクションでは定常状態待ち時間と定常状態滞在時間の分散とさらにそれらの分布全体についての近似を得る。セクション4.1ではここでまた適用…

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(26)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 表21はとであるようなモデルにおける待ち確率の新しい近似と正確な値を比較している。表11と同様に、正確な値はSeelen、Tijms、Hoorn (1985)から来ている。に…

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(25)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 表19 de Smit (1983a, 1983b, 個人的やりとり)による待ちなしの確率の正確な値の範囲 、、到着過程の場合。 表20 トラフィック密度でと4の モデルについての待…

甘利俊一氏の「情報理論」へのメモ(2)

全ての座標軸方向の分布が独立で同一の分布を持つような標準偏差1のガウス分布の確率密度を書くと ・・・・(11) と書けます。ただしベクトルは次元の直交座標系による位置ベクトルとします。ここで線形座標変換を考え、変換後の座標系(かならずしも直交し…

甘利俊一氏の「情報理論」へのメモ(1)

1月22日に買った甘利俊一氏の「情報理論」 情報理論 (ちくま学芸文庫)作者: 甘利俊一出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/04/08メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 48回この商品を含むブログ (11件) を見る は、買った日から毎日読み進めていますが…

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(24)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 表7〜10と並行して、表17〜20はモデルの近似とde Smit (1983a、1983b、と個人的やりとり)を用いた正確な値との比較を含んでいる。表17は(3.4)と(3.11)のL…

妄言

こんなつまらん、誰が読むのかわからんようなものを延々とアップして・・・・。どこかにもっと人の共感を得そうなものをアップせんかい、と自分につっこむが、それはアップするネタがなくなった時にすることにしよう。今はまだアップするものがある。

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(23)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 3.5. 数値比較 ここでこの待ち確率の近似を正確な値と比較する(表14〜22)。これらの数値比較は、新しい近似式(3.9)は際立ってよく機能することを示している…

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(22)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 3.4. 一般モデル モデルについての近似式(3.7)を非指数サービス時間分布を持つモデルに拡張するための私の最初の考えは、サービス時間変動パラメータと無関係にま…

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(21)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 しかし、の時、LB率近似は[(2.10)に基づく他の全てについても同様に]が大きくてが小さい時に待ち確率をかなり過小評価してしまう。よって、この領域で向上を得る…

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(20)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 3.3.モデル モデルについての私の近似を支持する主要な理論的結果はこれらのモデルにおける待ちの確率についての重負荷極限定理である(HalfinとWhitt 1981、定理4…

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(19)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 3.2. 基本戦略 セクション2で述べたように、私の戦略は、待ち行列についての正確な結果、つまりアーラン−C公式(2.3)を土台として構築することである。またより基…

何か中心があれば・・・

倭姫宮の「心の御柱」を納める覆い屋 何か中心があれば、そこから世界が展開するだろう。古代エジプトの神話にあるように最初全ては何もない海だったとしても、小さな丘がそこに現れ、そこに創造神が現れ、そこを拠点として世界を創造していくだろう。

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(18)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 3. 待ちの確率 このセクションでは待ちの確率の近似を開発する。セクション3.1ををに関係付けることと、我々のについての近似が対応するの近似を生成するのに用い…

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(17)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 表9はであり、到着間隔時間が 、 であり、トラフィック強度が3つの値をとる場合ので観測される、対応する最大値と最小値を示している。次に表10は表8と9での…

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(16)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 表8〜10の助けを借りて読者は与えられたパラメータの値に対応する正確な値の可能な集合を見積もることが出来る。そこで示した値は可能な全ての値の部分集合を構…

タイムスリップ・コンビナート

タイムスリップ・コンビナート (文春文庫)作者: 笙野頼子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1998/02/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (36件) を見る伊勢に住んでいるのだからと、この伊勢出身の*1芥川賞作家の本を1冊ぐらい…

ふと、思い出した。

ふと、思い出した。釈尊が自分の死期を予期しだしたある時に、象のように振り返り、町を眺められたという話を。 そこで尊師は朝早く、内衣を着け、衣と鉢をたずさえて、ヴェーサーリー市に托鉢のために入って行った。ヴェーサーリー市において托鉢をして、托…

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(15)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 De Smit(個人的なやりとり)はモデルについての彼のアルゴリズム(de Smit 1983a, 1983b)に基づく数値実験の大きな集合を実行した。私はこれらの数値結果を用い…

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(14)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 またであるようなモデルの、特にモデルの期待待ち行列長の数値比較を行った(表5)。(2.24)に基づく新しい近似はまた[tex:0モデルについて非常にうまく一致し、(2…

Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(13)

原文は Most Frequently Cited Papers (12/05): Ward Whitt's Home Page から入手出来ます。 モデルの期待待ち行列長の同じ近似を正確な値と比較する(表4)。到着間隔時間分布は密度 、 ・・・・(2.27) を持ち、でなので、パラメータは3つあることになる…