2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

コンピュータ創世記(4)

まずマカロックについて紹介する。 マカロック(Warren Sturgis McCulloch, 1898-1969)は神経生理学者として活動し、彼の研究目標は「実験的認識論」、すなわち脳は、知覚のような心的な現象を維持するためにどのように機能するのかを実験的に解明し、心の機…

コンピュータ創世記(3)

1939年アタナソフとベリーが作り出したコンピュータは、重さが320kgで机ほどの大きさだった。一方、モークリーとエッカートを中心とするペンシルベニア大学のチームが1946年に開発したENIAC、しばしば世界最初のコンピュータと言われたENIACは、重さが27トン…

コンピュータ創世記(2)

最初のデジタルコンピュータを開発したアタナソフは、アイオワ州立大学の物理学の教授だった。アタナソフの若いころの経歴はWikipediaによると以下のようである。 1925年にフロリダ大学を優秀な成績で卒業し、電気工学の学士号を得た。その後、アイオワ州立…

コンピュータ創世記(1)

もっとちゃんと推敲してからアップしようと思っていたのですが、そう考えるとちっとも先に進まないので、雑駁なままですが、恥をかくのを覚悟して書いていきます。主題はコンピュータがいかにして誕生し、それが人間の頭脳を模倣することを期待されてきたか…

おはよう

大きな木に・・・・おはよう! 海に・・・・おはよう! 田んぼに・・・おはよう! 気持ちの良い朝です。

大垣

5月5日は雨でした。雨にもかかわらず大垣に出かけました。 たらい舟です。雨のため、誰も乗る人がいないようです。 さつき雨 人待ち顔の たらい舟 大垣は、芭蕉が、奥の細道の旅の最終地に選んだところだそうで、町のあちこちに俳句を入れる箱が置いてあり…

ラリー・ペイジが話していたネコのこと

Where's Google going next? で、GoogleのCEOであるラリー・ペイジが話していた「コンピュータがYouTubeを見て独力でネコを認識した」ということについて調べてみました。 クラウドからAIへ アップル、グーグル、フェイスブックの次なる主戦場 (朝日新書)作…

機械学習(machine learning)がおもしろそう

以前から英語のヒアリング向上のために聞いていた The key to growth? Race with the machines--Erik Brynjolfsson と、最近聞いていたラリー・ペイジの Where's Google going next? での、コンピュータが自力でネコの概念を得た、という話から「機械学習(ma…

ラリー・ペイジが語る(9)

今日もラリー・ペイジのインタビューの英語を訳そうとしたのですが、今日、改めてTEDの動画を見ると、なんと日本語の字幕が可能になっていました。たぶん、今日から可能になったのです。しかも私の訳よりもずっとこなれています(当たり前のことか)。なので…

ラリー・ペイジが語る(8)

(Charlie Rose) So talking about the future, what is it about you and transportation systems? (チャーリー・ローズ)では、未来について話しましょう。あなたと交通システムについてはいかがですか? (Larry Page) Yeah, I guess I was just frustrate…