2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧
上位エントリー:Charles R. Standridge: How Factory Physics helps simulation 概要 「How Factory Physics helps simulation:1.導入」の続きです。 材料の保存の法則は次のように述べられる。 安定したシステムでは、長期間で見れば、システムを出て行…
上位エントリー:Charles R. Standridge: How Factory Physics helps simulation 概要 解析的モデルとシミュレーション・モデルは、一般のシステムと同様に特に生産システムの振る舞いを説明し理解するための2つの方法である。解析的モデルは数学的形式で表…
2004 Winter Simulation Conference予稿集 R. G. Ingalls, M. D. Rossetti, J. S. Smith, B. A. Peters編集Factory Physicsはどのようにシミュレーションに役立つか Carles R. Standridge 工学部 グランドヴァリー州立大学 アメリカ合衆国 49504 ミシガン州 …
「Factory Physics」でGoogleを検索していたら、 「How Factory Physics helps simulation」 (Factory Physicsはどのようにシミュレーションに役立つか) という論文が目にとまりました。ざっと目を通したところ内容は、Factory Physicsの概要を紹介し、そ…
「ケリーネットワークの積形式解の存在証明の試み(失敗)」でちょっと行き詰ってしまいましたので、もっと勉強してから再挑戦することにします。しばらくは別の試み(下参照)をみつけたので、そちらを行います。
ええ、みえました。私の発表に質問して下さいました。でも、ちょっとマトはずれな質問。あとで「キミの言う通りだったよ。理解した。」 だからそこは私が言いたいメインじゃないんですよ・・・・。それから私がサジェスチョンを欲しい箇所の話をする。でも、…
ISSM2008のレセプションの席で国立台湾大学のチャン(張)教授に声をかけた。チャン教授は2003年に私に「Factory Physics」という本を教えてくれた方だ。 カッコ内は私の心の中の声です。 「プロフェッサ・チャン(英語で大学の先生に呼びかける時は、こ…
昨日から東京。こういう風景を見ると、50近くなっても子供のように東京にあこがれる自分がいる、と感じる。
今日午後からISSM(International Symposium for Semiconductor Manufacturing:半導体製造国際シンポジウム)2008が東京で開催される。 私も今から東京に向かう。あす11時には自分の論文発表もある。 しかし、自分の論文の内容をここにアップすることはし…
マヤ神話―ポポル・ヴフ (中公文庫BIBLIO)作者: A.レシーノス,林屋永吉出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2001/08/25メディア: 文庫 クリック: 11回この商品を含むブログ (10件) を見る さあ、ポポル・ヴフだ! 「自戒。酔ってブログにコメントを書かない…
「ケリーネットワークへの助走」の続きです。 ケリーネットワークが積形式解を持つことの証明は、「ジャクソンネットワークの積形式解の存在(1)」「ジャクソンネットワークの積形式解の存在(2)」「ジャクソンネットワークの積形式解の存在(3)」で展…
ジャクソンネットワークを工場の生産の数学的モデルとして使用しようとする際に気になったことの一つは、ジャクソンネットワークでは、あるステーションで処理を終えたジョブが次にどのステーションに向かうかが、確率によってのみ、すなわちによってのみ決…
future-humanさんこと吉岡さんから直球が来た。さらにid:sap0220さんの強力な力添えが入っている。 大分シュッ張、終了。後編----天ニ星 地ニ花 人ニ愛 ☆ 吉岡 和幸ノブログニ御座候 いやぁ小野さん、ここまで書くのに4時間もかかりましたよ。笑 大分シュッ…
「ジャクソンネットワークの積形式解の存在(2)」の続きです。 今までの考察で、局所平衡方程式は ・・・・・・(6) でした。 「ジャクソンネットワークの積形式解の存在(1)」の式(5) ・・・・・・(5) を式(6)に代入して ・・・・・・(12…
古語拾遺 (岩波文庫 黄 35-1)作者: 斎部広成出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2004/02/17メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 13回この商品を含むブログ (16件) を見る 日本神話の原典になるものは「古事記」と「日本書紀」が主なものですが、このほかに「風…
金ちゃんの 「人と会う」ってのを、あんまし、深刻に考えないのが良いでしょう。 事件は現場で起きるんです----simpleA というのにすぐ影響されて吉岡さん(id:future-human)に「お会いしませんか?」とメールしてしまいました。それに、吉岡さんが伊勢まで出…
「ジャクソンネットワークの積形式解の存在(1)」の続きです。 「ジャクソンネットワークの積形式解の存在(1)」で登場した局所平衡方程式(6) ・・・・・・(6) が大域平衡方程式を満足することを確認します。 まず、上の図のように考えれば、大域…
待ち行列ネットワークのステーションの数をとします。ステーションを区別するために1から順番に番号をつけていきます。番目のステーションは台の装置から成り、装置の処理時間は指数分布であるとします。外から各ステーションへのジョブの到着の時刻の間隔も…
日本書紀(上)全現代語訳 (講談社学術文庫)作者: 宇治谷孟出版社/メーカー: 講談社発売日: 1988/06/06メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 61回この商品を含むブログ (23件) を見る 日本書紀(下)全現代語訳 (講談社学術文庫)作者: 宇治谷孟出版社/メーカー: 講…
もうすぐISSM(International Symposium for Semiconductor Manufacturing:半導体製造国際シンポジウム)2008が東京で開催されます(10/27〜29)。そこで今日は、私が聞きたいと思っている論文のタイトルを載せます。(敬称略、順不同) オンタイムA…
昨日の夕方、Googleで「Factory Physics」で検索したら、なんと! このブログが1番目にでたよ! [Factory Physicsへの入口はこちら] - 工場統計力学(建設中!) 日本語のページだけを検索したわけじゃないよ。ご本家「Factory Physics Inc.」を抜かして…
昨日の「6.3.2 標準インプット」まででWord Whitt教授のQueueing Network Analyzer(1983)の読解が終りました。この過程で、私の翻訳のミスが十数箇所見つかりました。それで、改訂版を My Open Archive にアップし直します。 The Queueing Network Analyzer…
上位エントリー:Word Whitt: The Queueing Network Analyzerの構成 「QNA読解:6.3.1 クラスとルート毎のインプット」の続きです。 セクション2.1の標準インプットを用いる場合、ユーザは解析すべき特定の客を指定しなければならない。この場合、ユーザはク…
上位エントリー:Word Whitt: The Queueing Network Analyzerの構成 「QNA読解:6.3 特定の客の経験」の続きです。 これは、客が各ノードで経験する待ち時間の平均や変動は「V. ノードでの混雑」で求めた値を経験すると仮定し、一方、処理時間の平均と変動に…
上位エントリー:Word Whitt: The Queueing Network Analyzerの構成 「QNA読解:6.2 集約客の経験」の続きです。 このセクションでは客(=ジョブ)は特定のルートに沿って移動するものと考えます。さらにインプットが、「2.3 クラスとルート毎のインプット…
上位エントリー:Word Whitt: The Queueing Network Analyzerの構成 「QNA読解:6.1 システム混雑尺度」の続きです。 我々が、個々の客が経験する混雑に向かう時、非常に異なる2つの方法が存在する。最初の方法はセクション2.1の標準インプットを持つモデル…
今日はオープンアクセスの日ということで、東京は神保町では「オープンアクセスな夜」も開催されます。しかし、残念ですが仕事の都合で、私は参加できません。ここでオープンアクセスの日を祝うことにします。来年の今日はどうしているでしょうね。 去年の今…
ぺてん師列伝―あるいは制服の研究 (河出文庫)作者: 種村季弘出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 1986/07/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る これは大好きな本です。ここに登場するペテン師たちの融通無碍なこと…
上位エントリー:Word Whitt: The Queueing Network Analyzerの構成 「QNA読解:VI. 総ネットワーク・パフォーマンス尺度」の続きです。 ここでは、ネットワーク全体のスループットとネットワーク内のジョブの数を計算します。 スループット 論文では 客がノ…
上位エントリー:Word Whitt: The Queueing Network Analyzerの構成 「QNA読解:5.2 GI/G/m待ち行列」の続きです。このセクションではネットワーク全体の混雑尺度の近似を求めます。 「6.1 システム混雑尺度」では、ネットワーク全体のスループットとネット…