2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

青いバラ ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 op.43

気になっていた曲の名前を何十年もたってから知ることが出来ました。昨夜、Youtubeを見ていて偶然に聞き覚えのある曲に出会いました。えー、これ、ラフマニノフなの? この曲を聞くと、私が小学生の低学年、あるいは3年か4年生だったかもしれませんが、母…

つなぎの式の導出(6)

「つなぎの式の導出(5)」「2次のアーラン分布の系列の重ね合せ系列の2乗変動係数(3)」の続きです。 「2次のアーラン分布の系列の重ね合せ系列の2乗変動係数(1)」「(2)」「(3)」のように計算すれば、2次のアーラン分布を個重ね合わせた系…

2次のアーラン分布の系列の重ね合せ系列の2乗変動係数(3)

「2次のアーラン分布の系列の重ね合せ系列の2乗変動係数(2)」の続きです。 最後に、で系列2と3の状態が状態2であると仮定します。そうすると、系列1での次のイベントまでの間隔の確率密度関数はのままですが、系列2、3での次のイベントまでの間隔…

仕事するのにオフィスはいらない

仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/07/16メディア: 新書購入: 197人 クリック: 5,183回この商品を含むブログ (182件) を見る この本を読んでノマディック・モナド(=遊牧民的・単子)という…

2次のアーラン分布の系列の重ね合せ系列の2乗変動係数(2)

「2次のアーラン分布の系列の重ね合せ系列の2乗変動係数(1)」の続きです。 今度は2次のアーラン分布を3つ重ねた時の2乗変動係数 を求めます。 3つの系列の名前を系列1、2、3とします。系列1でイベントが発生した時刻のうち一つを選んで、その時…

2次のアーラン分布の系列の重ね合せ系列の2乗変動係数(1)

ここで考えたいのは2次のアーラン分布を重ねる場合です。 2次のアーラン分布では「アーラン分布」で示したように2乗変動係数 は1/2です。また、2次のアーラン分布は「アーラン分布」で示したように、指数分布に従う確率変数 を2つ足して出来た確率変数…

つなぎの式の導出(5)

「つなぎの式の導出(4)」の続きです。 「ほぼ等間隔の系列の重ね合せ系列の2乗変動係数(2)」の式(13)から、の系列を個重ね合わせた系列の2乗変動係数は ・・・・・(34) であることが分かりました。これと式(33) ・・・・・(33) でと…

ほぼ等間隔の系列の重ね合せ系列の2乗変動係数(2)

「ほぼ等間隔の系列の重ね合せ系列の2乗変動係数(1)」の続きです。 今度は「ほぼ等間隔の系列の重ね合せ系列の2乗変動係数(1)」のやり方を拡張して、個のほぼ等間隔の系列を重ね合わせて出来た系列の2乗変動係数を求めてみます。 系列1でイベント…

人間の人間的な利用

人間機械論―人間の人間的な利用作者: ノーバートウィーナー,Norbert Wiener,鎮目恭夫,池原止戈夫出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2007/06メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (11件) を見る この本も(「も」というのは「神とゴーレム…

ほぼ等間隔の系列の重ね合せ系列の2乗変動係数(1)

ほぼ等間隔でイベントが発生する系列を3つ重ね合わせて作った系列のイベントの間隔の2乗変動係数を求めてみます。 ほぼ等間隔という言葉を使ったのは、「つなぎの式の導出(4)」の考察に寄与することを目指しているためです。 イベントという言葉は抽象…

min(X,Y)の確率密度関数

確率密度関数がであるような確率変数と、確率密度関数がであるような確率変数があるとします。この時新しい確率変数を ・・・・・(1) で定義します。これは確かに確率変数です。このの確率密度関数は、とどのような関係にあるでしょうか? の分布関数を考…

(妄想)七月の星座

星空はこちらをご覧下さい→AstroArts 今晩の空ではまず北のほう、北極星の上のりゅう座の話をします。この竜は、西の果てのヘスペリデスの園にある黄金のリンゴの木を守っている竜です。何から守っているかと言えば、さらに天頂のほうに見えるヘルクレス座、…

分布関数

確率論における分布関数とは、確率変数がある値以下である確率を示す関数のことを言います。である確率を で表すと、分布関数は で表すことが出来ます。この定義から、確率密度関数をで表せば ・・・・・(1) と表すことが出来ることが分かります。さらに…

「いのべーしょん談義@京都 その弐」ライフネット副社長岩瀬さんの講演

「京都へ・・・・・」で すみません、あとでちゃんと書きますぅ。 と書きながらぐずぐずしているうちに参加された皆さんのレポートがアップされました。講演会の内容はこれらを見て頂いたほうがよく分かると思います。 自分は「なぜ、“ネットで”・“日本で”・…

祇園山鉾を少々見て・・・・

7/15は、中西さん、後藤さんのご尽力によって実現した「いのべーしょん談義@京都 その弐」を聞きに京都へ行ったのですが、「どうせ京都に来るなら、祇園の山鉾を見学したら」と山崎さん(id:caesarkazuhito)からサジェスチョンがあったので、ちょっと…

京都へ・・・・・

きちんと書きたいけれど、朝からゴタゴタしているので、まずは写真だけ 祇園祭ですね。 で西陣町家スタジオへ。 初めて中西さん(id:gintacat)にお会いできました。 ここにも祇園祭が・・・・ 「いのべーしょん談義@京都」その弐、ライフネット副社長の岩瀬…

つなぎの式の導出(4)

「つなぎの式の導出(3)」の続きです。 そこで今度は具体的な系列を想定して、それを複数重ね合わせて出来た系列の変動係数がどうなるか見ていきます。最初に考えるのは重ね合わせる前の系列が等間隔、つまり変動係数の場合です。この場合には困ったことに…

つなぎの式の導出(3)

「つなぎの式の導出(2)」の続きです。 「つなぎの式の導出(2)」でGI/G/1についてのつなぎの式(1) ・・・・・(1) をGI/G/mの場合に拡張したという ・・・・・(4) を導く方法が分からない、と書きました。未だに完全には分かってい…

DBRの効果を示すモデル(3)

「DBRの効果を示すモデル(2)」「閉鎖型ネットワーク内のステーションからの出発過程(3)」の続きです。 「DBRの効果を示すモデル(2)」の最後で課題となっていた下図の 図10 閉鎖型ジャクソンネットワークのステーション2からの出発過程の2…

ここは控えて・・・

何か控えておかなければならない気分。 ネレイデスとトリトンたち わたしたちが手に持っているものは、 皆さんのお気に召すはずです。 大亀の背に おごそかなるものの姿が光り輝いています。 お連れしたのはカベイロイの神々、 どうか称えまつる歌をうたって…

閉鎖型ネットワーク内のステーションからの出発過程(3)

「閉鎖型ネットワーク内のステーションからの出発過程(2)」の続きです。 の求め方ですが、この確率の意味は、装置2からジョブが出発した時点でネットワークの状態がになる確率です。装置2からジョブが出発した時点というのは下図から分かるように 図1 …

人工頭脳と自己増殖――オートマトンの論理学概論 フォン・ノイマン

実は1ヶ月以上前に読み終えていたのですが、ブログに書く機会を逸していました。フォン・ノイマン1951年の作品で、サイバネティクスの初期の雰囲気を味わうにはよい論文です。読んだのは中央公論社の「世界の名著66」に所収されているもので、訳者は…

神とゴーレム(株)(God and Golem, Inc.)―――ゴーレム伝説についての補足

ゴーレム伝説について、かなり古い記述(1973年)ですが、ドイツ文学者の種村季弘氏の「ゴーレムの秘密」でなされた説明を引用します。 「怪物の解剖学」種村季弘著 河出文庫(1987年) 所収の「ゴーレムの秘密」(初出は「ユリイカ」1973年1月号)より 怪物の…

神とゴーレム(株)(God and Golem, Inc.)――英語版Wikipediaから

先に書いた「神とゴーレム(株)(God and Golem, Inc.)」では、この本をうまく要約できていなかったので、英語版Wikipediaから訳しました。 原文はこちら――――>God & Golem, Inc.----Wikipedia God & Golem, Inc. From Wikipedia, the free encyclopedia 1…

閉鎖型ネットワーク内のステーションからの出発過程(2)

「閉鎖型ネットワーク内のステーションからの出発過程(1)」の続きです。 図2 そこで、との時間の経過による変化を求めていきます。まず状態では、装置2にはジョブがありませんので、装置2からのジョブの出発はありません。状態では、装置1は必ず処理…

閉鎖型ネットワーク内のステーションからの出発過程(1)

「DBRの効果を示すモデル(2)」の続きです。 ここでは 図1 のような2つの簡単なステーションからなる閉鎖型ジャクソンネットワークを考えます。しかもどのステーションも1台の装置からなるとします。さらに、2つの装置は同じ平均処理時間を持つとし…

逆瀬川浩孝「応用確率過程特論」講義ノート 2008年後期の目次

「逆瀬川教授講義ノートの目次」で紹介しました「講義ノート7章--応用確率過程特論のヘルプページ(2008年版)--逆瀬川浩孝」は第7章という位置づけでしたが、それ以外の章もまとめて眺めてみました。全部を勉強するかどうかは分かりませんが、まずは目次だ…

DBRの効果を示すモデル(2)

「DBRの効果を示すモデル(1)」の続きです。 まずはケース2について考えます。 図3:ケース2 これは 図5 のような閉鎖型ジャクソンネットワークに置き換えて平均値解析法で解析すれば、解析出来るのでした。これを実際に行なってみると、その結果は…

DBRの効果を示すモデル(1)

「プル生産システムのモデル化を目指して(8)」の続きです。 TOC(Theory Of Constraint:制約理論)におけるDBR(ドラム・バッファ・ロープ)はボトルネック・ステーションが、工場の最初の工程へのジョブ投入をプルする一種のプル方針と考えること…

神とゴーレム(株)(God and Golem, Inc.)

科学と神―サイバネティックスと宗教 (1965年)作者: ノーバート・ウィーナー,鎮目恭夫出版社/メーカー: みすず書房発売日: 1965メディア: ?購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (6件) を見る 私の大好きなウィーナーの著書です。この本は残念ながら…