2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧
「GI/G/s待ち行列の待ち時間の分布の近似式の再考(2)」までに来て、私は煮詰まってしまいました。せめて だけでも証明したいと思っています。これはGI/M/1の場合には証明出来ます。すなわち です。この証明は「GI/M/s待ち行列の平均待…
「GI/G/s待ち行列の待ち時間の分布の近似式の再考(1)」のつづきです。 GI/G/s待ち行列の待ち時間の累積確率分布の近似式を ・・・・(12) と置きます。式(12)の,はこれから求める変数です。この式の形の根拠は「GI/M/s待ち行列の待ち時…
「GI/G/sのΠとΩの比(3)」のつづきです。 M/G/sの場合はの値に関わらずでした。GI/M/sの場合はの値はに依存しませんでした。ここからGI/G/sの場合もの値はに依存しないと推測出来ます。これをどうやって証明したらよいのか今の私に…
「GI/G/sのΠとΩの比(2)」のつづきです。 この一連のエントリの目標は「GI/G/sのΠとΩの比(1)」の式 ・・・・(1) で、装置の処理時間の分布は固定のまま、そして到着間隔分布は ・・・・(2) に従って変化させるという条件でを変化させた時に…
昨日の問題でA君が秀才と呼ばれている割には(?)カンニングで得られる情報量は少ない理由を調べてみました。A君が間違える確率は、まず、正解が×なのにA君が○と回答する確率が 次に、正解が○なのにA君が×と回答する確率が よってA君が間違える確率は …
先日買ってきた甘利俊一氏の「情報理論」 情報理論 (ちくま学芸文庫)作者: 甘利俊一出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/04/08メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 48回この商品を含むブログ (11件) を見る を読んでいますが、各章節の最後に「雑談」と…
情報理論 (ちくま学芸文庫)作者: 甘利俊一出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/04/08メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 48回この商品を含むブログ (11件) を見る 文庫本で1300円(税別)もするのでここ数週間躊躇していたのですが、買ってしまいました…
宗教は震災後の日本を救えるか 聖書を語る作者: 佐藤優,中村うさぎ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/07/15メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (15件) を見る 私は「古い夢の話」のコメントで中山さんに対して「村上春樹の…
台湾は今日がお正月だそうです。「招財進宝」という文字にあやかりたくて写しました。
中山さん(id:taknakayama)が夢の話をアップされていたので、それに触発されて私の見た夢の話を。と言っても最近見た夢のことはとんと覚えていない(けさ見た夢は自転車でリアス式海岸を巡る夢だったけど詳細は覚えていない)ので、今でも覚えている幼年期…
「GI/G/sのΠとΩの比(1)」の続きです。 次に到着間隔の2乗平均値を計算します。 よって ・・・・(13) 次に到着間隔の分散を計算します。 ・・・・(14) ここで「GI/G/sのΠとΩの比(1)」の式(11) ・・・・(11) と上の式(13)を式(14)に代入す…
GI/G/s待ち行列を考えた時、ジョブの到着時点で全ての装置が処理中であるのをそのジョブが見る確率を で表すことにします。ジョブの到着時点ではなく時間平均で見て、全ての装置が処理中である割合を とします。ここで ・・・・(1) と置きます。ここで…
「「待ち行列システムGI/G/1における待ちについての近似公式」の内容検討(11)」の続きです。 さて、話を「GI/G/s待ち行列の待ち時間分布を求めて(1)」に戻します。というと、あまりに昔のことなので、私のこのブログを丹念に読んでくださってい…
「「待ち行列システムGI/G/1における待ちについての近似公式」の内容検討(10)」のつづきです。 一方、待ち確率についてのKraemer・Lagenbach-Belzの近似式 ・・・・(11) ただし の時 ・・・・(12-1) ・・・・(12-2) の精度についてはすでに「「待ち行列…
「待ち行列システムGI/G/1における待ちについての近似公式」の内容検討(9)の続きです。 実際にの値を比較した結果が以下の一連のグラフです。 まず、D/M/1については以下のようになりました。 なお、グラフで「KL」はKraemer・Lagenbach-Belzの近似…
「Pageの近似式の再検討(4)」の最後で そのPageの近似式がの時には精度が悪いとなると私はどうすればよいでしょうか? と私は書きましたが、その答は、Wolfgang KraemerとManfred Lagenbach-Belzの近似式を基礎とする、ということでしかないでしょう。平…
「Pageの近似式の再検討(3)」のE2/M/1と同様のことをのH2/M/1、のH2/M/1に適用してみると と を得ることが出来ます。なお表中のH2(2)/M/1はのH2/M/1を、H2(3)/M/1はのH2/M/1を表しています。これらの表からのH2/M/1、のH2/M/…
「Pageの近似式の再検討(2)」の続きです。 では、実際にPageの近似式(7) ・・・・(7) をE2/M/1、のH2/M/1、のH2/M/1に適用してみてその精度を調べてみます。これら3つの待ち行列の場合、なのでPageの近似式(7)は、 ・・・・(12) となります…
「Pageの近似式の再検討(1)」のつづきです。 ところで私はGI/G/s待ち行列の平均待ち時間の近似式を導出する際に、Pageの近似式 ・・・・(7) から出発しています。(「GI/G/s待ち行列の平均待ち時間の近似式(1)」参照) 私が開発したの近似…
伊勢神宮の関係神社で私がまだ参拝していない神社をまとめてみました。それらは、全て内宮の関係神社でした。 小俣町 湯田(ゆた)神社:摂社 二見町 神前(こうざき)神社:摂社 末社 許母利(こもり)神社 荒前(あらさき)神社 粟皇子(あわみこ)神社:…
私のブログは、興味のない人から見たらまったく意味がないし、多少待ち行列理論を知っている人が見ても、いつも同じところをグルグル回っているような内容でつまらない、と見えるだろうと思います。自分でも牛の歩みのようだと思います。もっとマーケティン…
変わり映えのしない内容をアップしますが、昨日のつづき。 多重同時制約 手を伸ばしものをつかむこと 構文と意味の相互影響 単語認識における同時相互制約 多数の知識源の相互作用による理解 並列分散処理 PDPモデル:認知科学か神経科学か 認知の微視的構造…
PDPモデル―認知科学とニューロン回路網の探索作者: D.E.ラメルハート,PDPリサーチグループ,J.L.マクレランド,甘利俊一出版社/メーカー: 産業図書発売日: 1989/03メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (5件) を見る 図書館で見つけて勢いで借…
神社というよりは、弥生時代の遺跡という雰囲気ですが、これも内宮の所管社だということです。
『「待ち行列システムGI/G/1における待ちについての近似公式」の内容検討(7)』のつづきです。 次にD/M/1待ち行列の場合のの値を求めます。そしてそれを、私の近似式 ・・・・(8) で計算した結果と、Wolfgang Kraemer氏とManfred Lagenbach-Belz氏の…
内宮の御酒殿の右にご鎮座されているのが由貴御倉神(ゆきのみくらのかみ)です。内宮を参拝する時はいつも目にしていたのですが、これが神社(内宮の所管社)であるという意識がなかったので、今まで参拝したことがありませんでした。
日本の歴史〈5〉王朝の貴族 (中公文庫)作者: 土田直鎮出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2004/09/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 42回この商品を含むブログ (15件) を見る 「5 王朝の貴族 日本の歴史(その1)」の続きです。 皇后に移った定子は…
日本国のアルケー(原型)であるところの至高の神器「天の瓊矛(ぬほこ)」(「北畠親房、伊勢に失われたアークを探す(1)」「(2)」参照)が納められているのは内宮の御酒殿だということ(「神名秘書」の説)ですが、これがその御酒殿でしょうか? とて…
『「待ち行列システムGI/G/1における待ちについての近似公式」の内容検討(6)』のつづきです。 今までの私の考察の大規模な見直しにはいる前に、E2/M/1待ち行列とD/M/1待ち行列でのの値を求め、私の近似式 ・・・・(8) で計算した結果と、Wolfgan…
こちらは内宮の四至神(みやのめぐりのかみ)。やはり宮域の四囲を守る神様だということです。むしろこのような、建物のない神社のほうが古式を伝えているのかもしれません。