2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

徴古館の紅葉

神宮美術館の玄関

映画「ラストエンペラー」のワンシーンから

映画「ラストエンペラー」では主人公の溥儀の結婚式(「大婚」というのがそうだ)の時に、清朝の官服で着飾った高位らしい人々が京劇を鑑賞してどよめくワンシーンがありますが、11月18日に紹介した本「紫禁城」に、私はそれに類似する記述を見つけて、…

重力とは何か

重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る (幻冬舎新書)作者: 大栗博司出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/05/29メディア: 新書購入: 4人 クリック: 196回この商品を含むブログ (63件) を見る 著者の大栗氏はブログも書かれていて、私…

今年は辰年でした。

紫禁城

紫禁城―清朝の歴史を歩く (岩波新書)作者: 入江曜子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/07/18メディア: 新書購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (7件) を見る 北京にある紫禁城の建物と清朝の歴代皇帝とをからめて叙述したもので、これを読ん…

リニアツールのためのリアルタイム移載制御方法 ナカタ氏

今年は残念ながらISSM(半導体生産国際シンポジウム)には行けませんでした。出席した人から予稿集を回してもらって興味のありそうな論文を探しています。 この論文は、興味があったので内容を紹介します。(株)日立のナカタ氏(論文は英語なので漢字が分か…

最近考えていること

この「工場統計力学」ですが、「統計」とか「確率」とか持ち出してきた時点で逃げをうっているんじゃ、という感じが最近してきています。複雑な現象に対面した時に、ここの動きが正確に予測できないから、確率的にどうであるかを捕らえ、そこから何かを導き…

コンピュータの誕生について

コンピュータの誕生について、おもしろい記事を見つけることが出来た。 コンピュータの発明者はエッカートとモークリーということになっている。だが、まえまえから異説があって、英国のチューリングやドイツのツーゼの名前が出ることも多い。 そうした人々…

エヴァをダシにして:サイバネティクス

一昨日のことになるがテレビでやっていた「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」を見て、改めて機械と生命が融合するヴィジョンに心を動かされ、自分の偏愛するサイバネティクスにひきつけて考えていた。私にはシンジ君の苦悩よりも、どうやったら「エヴァ」を作る…

滝を探しに行くが・・・

天神の滝を見るために、道しるべに従って右に曲がったのですが、すぐに道が分からなくなってしまいました。私には道が見えなかったのです。けもの道ばかり。 急斜面を危なくない程度に下って、滝を写真に撮りました。 無理はしません。こんなところで無理を…

未来派:アントーニオ・サンテーリア讃

諸般の事情で鬱々としていた私の精神が、これはいかんと言って、ティーンエイジャーの頃の記憶を呼び出して来た。 ティーンエイジャー当時読んでいた『美術手帖』の特集『過去になった未来派の現在』で知った(夢中になった)未来派の建築家、イタリア人、ア…

メモ書き:待ち行列理論でよく使う分布について

待ち行列の解析において、ジョブの到着間隔の分布にしても、装置の処理時間の分布にしても、どんな分布であっても解析が出来ればそれにこしたことはないのですが、実際には指数分布以外の分布の場合に解析が非常に難しくなります。そこで、分布の平均と標準…