2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

キクラデス諸島の歴史:3 ローマ帝国とビザンティン帝国。3.2 ビザンティン時代

これは英語版Wikipediaの「History of the Cyclades」の拙訳です。 トップページ 3.2 ビザンティン時代 3.2.1 行政組織 ローマ帝国が分裂したとき、キクラデス諸島の支配権はビザンチン帝国に渡され、13世紀まで保持された。 当初、行政組織は小さな属州に基…

キクラデス諸島の歴史:3 ローマ帝国とビザンティン帝国。3.1 ローマ支配下のキクラデス諸島

これは英語版Wikipediaの「History of the Cyclades」の拙訳です。 トップページ 3 ローマ帝国とビザンティン帝国 3.1 ローマ支配下のキクラデス諸島 BC 3世紀からのローマのギリシアへの介入にはたくさんの理由がある。イリリアの諸都市からの助けを求める…

キクラデス諸島の歴史:2 幾何学文様時代、アルカイック時代、古典時代。2.4 ヘレニズム時代

これは英語版Wikipediaの「History of the Cyclades」の拙訳です。 トップページ 2.4 ヘレニズム時代 2.4.1 ヘレニズム王国間で係争中の群島 デモステネス [50]とディオドロス・シクロス[51]によると、テッサリアの僭主フェライのアレクサンドロスは、BC 362…

キクラデス諸島の歴史:2 幾何学文様時代、アルカイック時代、古典時代 2.1〜2.3

これは英語版Wikipediaの「History of the Cyclades」の拙訳です。 トップページ 2 幾何学文様時代、アルカイック時代、古典時代 2.1 イオニア人の到来 イオニア人はBC 10世紀頃に大陸から来て、約3世紀後にデロス島に偉大な宗教的聖域を設立した。アポロン…

キクラデス諸島の歴史:1 先史時代。1.3 ミノア人とミュケーナイ人

これは英語版Wikipediaの「History of the Cyclades」の拙訳です。 トップページ 1.3 ミノア人とミュケーナイ人 アクロティリ(サントリーニ島)のフレスコ画にある船隊は、BC2千年期のキクラデスの植民をも示している。 クレタ人はBC 2000年期のあいだにキ…

キクラデス諸島の歴史:1 先史時代。1.2 キクラデス文明

これは英語版Wikipediaの「History of the Cyclades」の拙訳です。 トップページ 1.2 キクラデス文明 女性の頭部の像、ケロス・シロス文化、初期キクラディックII(2700–2300 BC)、ルーブル 19世紀の終わりにギリシア人考古学者クリストス・ツンタスは数多…

キクラデス諸島の歴史:1 先史時代。1.1 新石器時代

これは英語版Wikipediaの「History of the Cyclades」の拙訳です。 トップページ 1 先史時代 1.1 新石器時代 黒曜石の塊 キクラデスでの人間の活動の(しかし必ずしも居住ではない)最も古い痕跡は、島自体からではなく大陸で、アルゴリス地方のフランチティ…

キクラデス諸島の歴史

これは英語版Wikipediaの「History of the Cyclades」の拙訳です。 キクラデス諸島の歴史 キクラデス諸島は、エーゲ海の南部に位置するギリシャの島々である。群島には約2,200の島と岩礁が含まれているが、33の島だけに人が住んでいる。古代人にとってそれら…

エーゲ海のある都市の物語:デロス島(3):ヒュペルボレオイ(極北人)

アポロンは誕生するとすぐにヒュペルボレオイの国に赴きました。ヒュペルボレオイというのは「北風(ボレアス)の彼方の住民」という意味です。ギリシア語のヒュペルはアルファベットで書けばhyperで、英語で言うところのハイパーです。「超」とでも訳したら…

エーゲ海のある都市の物語:デロス島(2):アポロンの誕生

デロス島でアポロンが誕生した次第は、ホメロス風讃歌の中の「アポロンへの讃歌」で歌われています。四つのギリシャ神話―『ホメーロス讃歌』より (岩波文庫 赤 102-6)作者: 逸身喜一郎,片山英男出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1985/11/18メディア: 文庫 …

エーゲ海のある都市の物語:デロス島(1)

今まで「エーゲ海のある都市の物語」は、小アジアのミレトスとハリカルナッソス、レスボス島のミュティレネの3つの古代都市について書いてきたのですが、「エーゲ海」と書きながら、その東側に片寄っていました。そこでエーゲ海のど真ん中の都市を取り上げ…

ニューラルネットワークにおける確率

先日の「ウィーナーのサイバネティックスの確率論的性格」で私は「学習とは、統計的・確率的な過程」と書いたのですが、その時、思い浮かべていたのはニューラルネットワークにおける学習です。そこには2つの手法が存在します。1つは階層型ニューラルネッ…

ウィーナーのサイバネティックスの確率論的性格

以前、ウィーナーのサイバネティックス(第2版、1961年出版)ウィーナー サイバネティックス――動物と機械における制御と通信 (岩波文庫)作者: ノーバート・ウィーナー,池原止戈夫,彌永昌吉,室賀三郎,戸田巌出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/06/17メデ…

風土記の魅力(4)

出雲国風土記を読んで私なりに復元したオオナモチの物語は以下のようなものです。これが正しい復元などとは思いませんが、このようにあれこれ考えるのもおもしろいと思います。 兄弟の八十神(やそがみ)たちにいじめられ、いいようにコキ使われていたオオナ…