2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ニューラル・コーディング(1)

これは英語版のWikipediaの「Neural Coding」の項目の翻訳です。少しずつ翻訳して、アップしていきます。 ニューラルコーディング ニューラル・コーディングは、刺激と個々のあるいは集合の神経の応答の間の関係と、集合内のニューロンの電気的活動の間の関…

ニューラル・コーディングについての勉強

ニューラルネットについて、少し生理学的な知識も得ておいたほうがいいだろうと思い、英語版のWikipediaにある「Neural Coding」の項目を訳していこうかと考えています。 でもその前に、日本語で読めるものはないかと思って探したところ脳とコンピュータはど…

「脳・心・人工知能」 甘利俊一著 へのメモ書き(4) オルスホーゼン教授

今、ディープ・ラーニングの起源を調べていて、その中でオルスホーゼン教授の業績を調べているのですが、ネットでもなかなか見つかりません。ところが以前読んだ「『脳・心・人工知能』 甘利俊一著」脳・心・人工知能 数理で脳を解き明かす (ブルーバックス)…

ネオコグニトロンをめぐって

Deep CNN ネオコグニトロンの学習--JSAI2016タイムテーブル 06月06日(Mon)--1A3-OS-27a オーガナイズドセッション「大会特別講演:福島先生 / OS-27 Deep Learning (1)」 の中の記述 ネオコグニトロンの回路構造は、第一次視覚野に関する神経生理学的な知見…

ネオコグニトロン:サイバネティクスの香気

今、時間のある時に Deep CNN ネオコグニトロンの学習--JSAI2016タイムテーブル 06月06日(Mon)--1A3-OS-27a オーガナイズドセッション「大会特別講演:福島先生 / OS-27 Deep Learning (1)」 を読んでいるのですが、なかなか面白いです。 ニューラルネットの…

年表を作る

福島氏の開発されたネオコグニトロンに関する説明(Deep CNN ネオコグニトロンの学習--JSAI2016タイムテーブル 06月06日(Mon)--1A3-OS-27a オーガナイズドセッション「大会特別講演:福島先生 / OS-27 Deep Learning (1)」)を読んでいた時に ネオコグニトロ…

最小二乗法の復習(4)

最小二乗法で「の値からの値を推定する(最良の)式」と「の値からの値を推定する(最良の)式」は異なることを示す簡単な例を見つけましたので紹介します。 データは以下の4つです。 これらのデータからはが増加するとが増加するのか減少するのかさっぱり…

最小二乗法の復習(3)

次は主成分分析を勉強します、と前回、言っておきながら、まだ、最小二乗法のことを考えています。 では、どんな時に「の値からの値を推定する(最良の)式」は「の値からの値を推定する(最良の)式」と一致するのでしょう? 直感的に考えて、データが一直…

最小二乗法の復習(2)

さて、ここからが本番です。 xからyを推定する式とyからxを推定する式は同じか? との値が求まったところで「これでとの関係式が求まった。」と数日前の私ならば思っていました。あなたは思っていませんか? もし求められた式 ・・・・(11) ただし ・・・・(…

最小二乗法の復習(1)

この間、最小二乗法について「えっ?」となることがあって、復習します。メモ書き程度なので、あまり公開出来るレベルのものではありません。わたしが「えっ?」となったのは次の記事を読んだからです。 回帰分析(最小二乗法)を理解してるか?主成分分析と…