2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

第13章 システム改善 の和訳をいつものようにMy Open Archiveへ

「Quantitative System Performance」の「第13章 システム改善」の和訳が完了したので、いつものようにMy Open Archiveにアップしました。 Upload by MyOpenArchive

13.9.演習:Quantitative System Performance

「13.8.参考文献」の続きです。( 目次はこちら) 13.9. 演習1. 第12章の演習1をさらに展開する。各々のケーススタディについて、あなたが提案するモデルが調査されるシステム変更の主要効果を表現するようにどのように修正出来たかを示せ。さらに、ど…

13.8.参考文献:Quantitative System Performance

「13.7.まとめ」の続きです。( 目次はこちら) 13.8. 参考文献 ベースラインが構築され、性能予測が得られ、システムの修正後これらの予測がチェックされるような多くのケーススタディがなされてきた。セクション13.6で記述された3つのスタディの全て…

13.7.まとめ:Quantitative System Performance

「13.6.3.ドラムからディスクへのスワッピング動作の移動」の続きです。(目次はこちら) 13.7. まとめ 妥当性を確認された、ベースライン・システムの待ち行列ネットワーク・モデルの主要な価値は、性能予測の基礎としての実用性にある。この章で我々は、議…

13.6.3.ドラムからディスクへのスワッピング動作の移動:Quantitative System Performance

「13.6.2.ファイル配置の変更」の続きです。( 目次はこちら) 13.6.3.ドラムからディスクへのスワッピング動作の移動 同じシステムの3番目のスタディはスワッピング動作をドラムからディスクへ移動させることの効果を考察した。ディスクはドラムに比べて使…

13.6.2.ファイル配置の変更:Quantitative System Performance

「13.6.1.デュアル・プロセッサへの移行」の続きです。(目次はこちら) 13.6.2. ファイル配置の変更 2番目のケーススタディは、ユーザ・ファイルの配置を変えることによるチャネル間の負荷バランスの効果の調査である。このスタディの時点までに、構成は若…

13.6.1.デュアル・プロセッサへの移行:Quantitative System Performance

「13.6.ケーススタディ」の続きです。( 目次はこちら) 13.6.1. デュアル・プロセッサへの移行 1番目のスタディでは、ユニプロセッサ・システム(1100/41)のベースライン・モデルがデュアル・プロセッサ・システム(1100/42)の性能を予測するために修正…

13.6.ケーススタディ:Quantitative System Performance

「13.5.2.I/Oサービス時間の変更」の続きです。(目次はこちら) 13.6. ケーススタディ このセクションではExec 8 OSを走らせている発展しつつあるUNIVAC 1100システムについて数年の期間に渡って行われた3つのケーススタディを記述する。最初にシステ…

13.5.2.I/Oサービス時間の変更:Quantitative System Performance

「13.5.1.可変オーバヘッドの変更」の続きです。( 目次はこちら) 13.5.2.I/Oサービス時間の変更 多くの修正は、実効ディスク・サービス時間のシーク、転送、競合の要素の変化という副次効果を持つ。競合要素は第10章で考察された。ここでは他のものに…

13.5.1.可変オーバヘッドの変更:Quantitative System Performance

「13.5.変更の副次効果」の続きです。( 目次はこちら) 13.5.1.可変オーバヘッドの変更 ほとんど全ての想定されるシステムへの変更は、副次効果として、システム動作で被る可変オーバヘッドを変化させる。多くのシステムでこれの最も目立った例はページング…

13.5.変更の副次効果:Quantitative System Performance

「13.4.4.OSのアップグレード」の続きです。( 目次はこちら) 13.5. 変更の副次効果 ここまでの各セクションではシステム変更の主要効果の表現に集中してきた。このセクションでは、我々が検討してきた多くの修正に共通な若干の副次効果の表現について考…

13.4.4.OSのアップグレード:Quantitative System Performance

「13.4.3.チューニング・パラメータ」の続きです。(目次はこちら) 13.4.4.OSのアップグレード OSはその配下で実行しているプログラムに対して若干のサービスを提供する。利用可能なサービスの種類とそれらが供給される効率はシステムによって異なる。…

13.4.3.チューニング・パラメータ:Quantitative System Performance

「13.4.2.メモリ・アロケーション」の続きです。( 目次はこちら) 13.4.3. チューニング・パラメータ 大部分のOSでは、スケジューリングとリソース割当ての活動の多くはチューニング・パラメータによって制御される。特に、そのようなパラメータはさまざ…

13.4.2.メモリ・アロケーション:Quantitative System Performance

「13.4.1.ファイル配置」の続きです。( 目次はこちら) 13.4.2.メモリ・アロケーション メモリのアロケーションは性能に重大な影響を持つ。OSは通常、それ自身の使用のためにかなりの量のメモリを要求し、常駐のコードとデータ構造や、一時的なルーチンや…

13.4.1.ファイル配置:Quantitative System Performance

「13.4.運用方針とシステム・ソフトウェアの変更」の続きです。(目次はこちら) 13.4.1. ファイル配置 性能はしばしば、ディスクや他のI/Oサブシステム・コンポーネントに渡って負荷のバランスをとる目的で、ファイルのデバイスへの割当てを変えることに…

13.4.運用方針とシステム・ソフトウェアの変更:Quantitative System Performance

「13.3.3.I/Oサブシステム改造」の続きです。( 目次はこちら) 13.4. 運用方針とシステム・ソフトウェアの変更 OSは通常、性能に顕著な影響を与え得る若干の運用方針に関する実装について大きな柔軟性を残している。デバイス上のファイルの配置、作業…

13.3.3.I/Oサブシステム改造:Quantitative System Performance

「[13.3.2.メモリ拡張]」の続きです。( 目次はこちら) 13.3.3.I/Oサブシステム改造 ディスクの個々の世代は、容量やシーク時間やレイテンシー時間や転送レートといった基本数量によって特徴づけることが出来る。これらの特性値から、あるタイプのディス…

13.3.2.メモリ拡張:Quantitative System Performance

「13.3.1.CPUのアップグレード」の続きです。( 目次はこちら) 13.3.2. メモリ拡張 追加されたメモリは多くの仕方で割付可能であるので、メモリ拡張の効果を表現するにはそのシステムの運用方針の知識が要求される。 メモリ追加を利用する最も普通のやり…

13.3.1.CPUのアップグレード:Quantitative System Performance

「13.3.ハードウェアの変更」の続きです。( 目次はこちら) 13.3.1.CPUのアップグレード たぶん最も普通な構成変更は同じアーキテクチャのプロセッサのファミリ内でのCPUのアップグレードだろう。幸い、これもまた待ち行列ネットワーク・モデルを用い…

13.3.ハードウェアの変更:Quantitative System Performance

「13.2.3.作業負荷要素の数の変更」の続きです。( 目次はこちら) 13.3. ハードウェアの変更 最近のテクノロジー開発に基づいた新しいハードウェア製品は非常に頻繁に発表される。これはキャパシティ計画と構成管理を継続する挑戦にしている。幸い、待ち行…

13.2.3.作業負荷要素の数の変更:Quantitative System Performance

「13.2.2.作業負荷要素の特性の変更」の続きです。(目次はこちら) 13.2.3.作業負荷要素の数の変更 システムからある作業負荷要素を取り除くことの主要効果は対応する客クラスを削除することでモデル内に容易に表現される。その結果、さまざまなデバイスで…

13.2.2.作業負荷要素の特性の変更:Quantitative System Performance

「13.2.1.負荷強度の変更」の続きです。( 目次はこちら) 13.2.2.作業負荷要素の特性の変更 アプリケーション・プログラムの変更は客のリソース要求の変化をもたらすだろう。そのような変更はサービス要求時間を調整することによってモデル内に表現されるだ…

13.2.1.負荷強度の変更:Quantitative System Performance

「13.2.作業負荷の変更」の続きです。( 目次はこちら) 13.2.1. 負荷強度の変更 もっとも頻繁に研究されている作業負荷の変更は強度の変更である。自然に、そのような変更の主要効果は、適切な負荷強度入力パラメータを修正することで反映される。 トランザ…

13.2.作業負荷の変更:Quantitative System Performance

「13.1.導入」の続きです。( 目次はこちら) 13.2.作業負荷の変更 コンピュータ・システムに提示されている作業負荷はいくつかの仕方で変更出来る。最初に、作業負荷要素の強度が変更出来る。2番目に作業負荷要素の特徴(例えば、サービス要求時間)が変更…

13.1.導入:Quantitative System Performance

「12.9.演習」の続きです。( 目次はこちら) 13.1. 導入 第12章で記述したように、我々はベースライン・システムの待ち行列ネットワーク・モデルを作り、妥当性を確認したので、これらのモデルは想定される作業負荷の、ハードウェアの、運用方針とシステ…

鳥羽

土曜日のさ迷い歩きの最後は鳥羽 かつて鳥羽城があったという城山公園から景色を見ることにしました。 リアス式海岸 右側の写真で 一番奥の山肌が削られて無残なのが菅島 左側、その手前が坂手島 左側、その手前がミキモト真珠島 右側は安楽島(あらしま)と…

伊雑宮(いざわのみや)

これも土曜日に行ってきたところです。伊勢神宮の内宮(ないくう)の別宮の1つである伊雑宮(いざわのみや)。内宮より東南に12kmぐらい行ったところにあります。 大きな地図で見る 鳥居につけられた榊 社殿の全体を写したくはなかったので・・・・・ Wik…

五十鈴川上流

天気予報によれば、今日からずっと雨が続く、という話なので、昨日はあちこちをほっつき歩きました。 まず、五十鈴川の上流へ。 足元を流れる水

第13章 システム改善:Quantitative System Performance

13.1.導入 13.2.作業負荷の変更 13.2.1.負荷強度の変更 13.2.2.作業負荷要素の特性の変更 13.2.3.作業負荷要素の数の変更 13.3.ハードウェアの変更 13.3.1.CPUのアップグレード 13.3.2.メモリ拡張 13.3.3.I/Oサブシステム改造 13.4.運用方針とシステム…

奇妙な体験

奇妙な体験をした。あらかじめ断っておくと、これはフィクションではないです。本当のことです。 今日、私が志摩のほうを足早に放浪して、午後2時ぐらいに、家の近くの無人駅に降りたところ、やたらにカラスの鳴き声が大きい。というかすさまじい警戒の鳴き…