2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

D/M/1待ち行列の到着時刻状態分布(1)

「M/D/1の定常状態分布の求め方(1)」「M/D/1の定常状態分布の求め方(2)」で用いた方法に似たやり方でD/M/1の定常状態分布も求めることが出来るのではないかと考えました。しかし、D/M/1の場合、ジョブの到着過程はポアソン過程で…

保管バッファへ行く回数の推定(2)

「保管バッファへ行く回数の推定(1)」で得た式(2) ・・・・・(3) がどのような特性を示すのかをみるために、この式で少しグラフを書いてみます。 話を簡単にするために装置の処理時間は一定とします。すると ・・・・・(3) になりますので ・・…

「光の場、電子の海」はやっぱり名著だった!

ブログ上では伊勢にジッとしているようにみえる私ですが、昨日も新幹線であっちこち行っていました。新幹線の中で 光の場、電子の海―量子場理論への道 (新潮選書)作者: 吉田伸夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/10/01メディア: 単行本購入: 14人 クリッ…

保管バッファへ行く回数の推定(1)

Factory Operation Modelerを名乗るのであれば、工場運用に役立ちそうなモデルを少しでも提示しなければ、という思いはあるのですが、なかなかそこまで到達出来ていない私です。今日は、めったにないことですが、こんなの少し役に立ちませんか、というような…

プルターク英雄伝(六)

プルターク英雄伝 6 ピュルロス,マリウス,リューサンドロス,スルラ (岩波文庫 赤 116-6)作者: プルターク,河野与一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1954/06/25メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る このところの「私の本棚」は…

並べてみた

2009/1/26 藻岩山 札幌 id:elmikamino 2008/11/30 朝熊山 伊勢 id:CUSCUS どちらも写したのは吉岡さん(id:future-human)。サンキュー。

光の場、電子の海:量子場理論への道 吉田伸夫著

まだ途中までしか読めないでいますが、これは名著だと思います。 光の場、電子の海―量子場理論への道 (新潮選書)作者: 吉田伸夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/10/01メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 53回この商品を含むブログ (16件) を見る 昔…

朝熊山と五十鈴川

朝熊山と五十鈴川 五十鈴川 朝熊山 お前は古代エジプトでは太陽の鳥

M/D/1の定常状態累積分布の近似式の精度

「M/G/1の定常状態累積分布の近似式」の続きです。 M/G/1の定常状態累積分布の近似式の精度を求めたいところですが、精度と求めるためには近似ではない正確な値を知っていなければなりません。しかしそれについてはまだ私は知っていませんから出来…

朝熊山 すがすがしい朝

風はあまりない。静かな朝。

M/G/1の定常状態累積分布の近似式

「M/G/1の定常状態分布の近似式」で求めた近似式は、累積確率、つまり、システム内に、ジョブが個以下存在する確率 ・・・・・(1) を近似する場合に、誤差が蓄積されることはなく、よい近似を生成出来るようです。というのは、「M/D/1の定常状…

M/G/1の定常状態分布の近似式

「M/D/1の定常状態分布の近似式」で近似式を導いた同じ方法を使えば、M/G/1、つまり装置の処理時間分布を一般の分布に拡張した場合の近似式を求めることが出来ます。この近似式が精度よく適用出来る条件を求めることが宿題として残っていますが、…

M/M/1待ち行列のジョブのサイクルタイム分布

いつものように一番簡単な待ち行列としてM/M/1(「ケンドールの記号」参照)を取り上げて考察を進めます。今回の考察の目標は 「ジョブのサイクルタイムの平均は ただしは装置の利用率 ということは「待ち行列理論の私的総論」で分かったが、ではそのサ…

インテルの論文「Improving Customer Responsiveness at Assembly Test Operations with the Application of Manufacturing Science」の和訳をMy Open Archiveに投稿しました。

昨日までで翻訳が終ったのでMy Open Archiveに投稿しました。これを読んで「Factory Physics」に興味を持つ人が増えることを願っています。 Upload by MyOpenArchive

マニュファクチャリング・サイエンスの適用によるアセンブリ・テスト工程での顧客応答性の向上:著者略歴

上位エントリー:マニュファクチャリング・サイエンスの適用によるアセンブリ・テスト工程での顧客応答性の向上 概要 「参考文献」の続きです。 Joan Tafoya: Joanはインテル(株)に18年間勤務しており、ずっと製造畑である。彼女はUS、中国、ベトナムの…

マニュファクチャリング・サイエンスの適用によるアセンブリ・テスト工程での顧客応答性の向上:参考文献

上位エントリー:マニュファクチャリング・サイエンスの適用によるアセンブリ・テスト工程での顧客応答性の向上 概要 「はずみの構築と組織への組込み」の続きです。 [1] Hopp, W, and Spearman, M., 「Factory Physics 第2版」 McGraw-Hill Publisher 2001.

マニュファクチャリング・サイエンスの適用によるアセンブリ・テスト工程での顧客応答性の向上:はずみの構築と組織への組込み

上位エントリー:マニュファクチャリング・サイエンスの適用によるアセンブリ・テスト工程での顧客応答性の向上 概要 「結果」の続きです。 ATMは短サイクルタイムと資本財の高稼動率の両立を可能にする、製造ラインを管理するための厳密なプロセスのメリッ…

マニュファクチャリング・サイエンスの適用によるアセンブリ・テスト工程での顧客応答性の向上:結果

上位エントリー:マニュファクチャリング・サイエンスの適用によるアセンブリ・テスト工程での顧客応答性の向上 概要 「Factory Physics®の学習の適用」の続きです。 ATM組織へのFactory Physicsの諸原則の効果的な教育と新しい知識の厳格な適用によって、AT…

マニュファクチャリング・サイエンスの適用によるアセンブリ・テスト工程での顧客応答性の向上:Factory Physics®の学習の適用

上位エントリー:マニュファクチャリング・サイエンスの適用によるアセンブリ・テスト工程での顧客応答性の向上 概要 「Factory Physics®とサイクルタイムの組織としての知識の増加」の続きです。 最初の注目点はWIPの削減であった。リトルの法則の適用に…

ブルターク英雄伝(五)

プルターク英雄伝 5 アリステイデース,マルクス,カトー,フィロボイメーン,ティト (岩波文庫 赤 116-5)作者: プルターク,河野与一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1954/07/05メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る プルターク英雄…

マニュファクチャリング・サイエンスの適用によるアセンブリ・テスト工程での顧客応答性の向上:Factory Physics®とサイクルタイムの組織としての知識の増加

上位エントリー:マニュファクチャリング・サイエンスの適用によるアセンブリ・テスト工程での顧客応答性の向上 概要 「導入」の続きです。 サイクルタイムの目標が確立したので、工場でサイクルタイムを向上させるために何が出来るかについてATMコミュニテ…

マニュファクチャリング・サイエンスの適用によるアセンブリ・テスト工程での顧客応答性の向上:導入

上位エントリー:マニュファクチャリング・サイエンスの適用によるアセンブリ・テスト工程での顧客応答性の向上 概要 サイクルタイムはインテル・コーポレーションにとって常に重要であり続けたが過去数年において注目点の多くはファブ・オペレーションにあ…

マニュファクチャリング・サイエンスの適用によるアセンブリ・テスト工程での顧客応答性の向上 概要

マニュファクチャリング・サイエンスの適用によるアセンブリ・テスト工程での顧客応答性の向上Joan Tafoya Intel Products Vietnam, Ltd. Ho Chi Minh City, Vietnam Joan.m.Tafoya@intel.comDiana Rojas Gonzalez Intel Corporation San Jose, Costa Rica. …

インテルの論文「Improving Customer Responsiveness at Assembly Test Operations with the Application of Manufacturing Science」を訳します。

去年のISSM(国際半導体製造シンポジウム)の際、「Improving Customer Responsiveness at Assembly Test Operations with the Application of Manufacturing Science(マニュファクチャリング・サイエンスの適用によるアセンブリ・テスト工程での顧客応…

M/D/1の定常状態分布の近似式の精度

「M/D/1の定常状態分布の近似式」で提案した式 ・・・・・(1) の時 ・・・・・(40) の精度を調べてみます。そのために上の式を、「M/D/1の定常状態分布の求め方(2)」で示した厳密な計算方法 ・・・・・(1) ・・・・・(8) の時 ・…

M/D/1の定常状態分布の近似式

「M/D/1の定常状態分布の求め方(2)」で導出した、M/D/1の定常状態分布を求める式 ・・・・・(1) ・・・・・(8) の時 ・・・・・(28) ただし ・・・・・(4) は、実際の計算が大変です。そこで、精度はある程度犠牲にして簡便に求め…

「オペレーションズ・リサーチ:経営の科学」1995.11〜1996.2の「やさしい待ち行列」の構成

全体構成を示します。 やさしい待ち行列 1.図で考える待ち行列:高橋幸雄著(1995.11) (タイトルなし) 1) 学生食堂の待ち行列 2) 動物園の客の数 動物園で過ごす時間 リトルの公式 3) いろいろな応用 ダムの放水 信号機のある交差点 参考文献 2.等間隔…

M/D/1の定常状態分布

「M/D/1の定常状態分布の求め方(2)」の続きです。 M/D/1の定常状態分布(処理中のジョブと待っているジョブの数の合計の確率分布)の計算結果を紹介します。比較のためにM/M/1の定常状態分布も一緒に示します。 利用率10%のとき 利用率…

プルターク英雄伝(三)(3)

「プルターク英雄伝(三)(2)」のつづきです。 こうして華々しく帰国し、再びアテーナイの将軍として陸に海に活躍を始めたアルキビアデースでしたが、またしても民衆の移り気に苦しめられます。 もしどこかに自分の名声のために身を滅ぼす者がいるとした…

プルターク英雄伝(三)(2)

「プルターク英雄伝(三)(1)」のつづきです。 (アルキビアデースは)イオーニアー*1のほとんど全部を離反させ、スパルタの将軍たちとたえず連絡をとってアテーナイ軍を悩ませた。しかしアーギス*2は妃の事で気持ちを悪くしてアルキビアデースに敵意を懐…