法則(ワーストケースのパフォーマンス)

  • 法則(ワーストケースのパフォーマンス):
    • 与えられた仕掛数wにおけるワーストケースのサイクルタイムCT_{worst}は以下で与えられる。
      • CT_{worst}=wT_0
        • T_0 正味処理時間(ロー・プロセスタイム)
    • 与えられた仕掛数wにおけるワーストケースのスループットTH_{worst}は以下で与えられる。
      • TH_{worst}=\frac{1}{T_0}

私は、この法則はあまり意味がないと思っています。いまのところ、これを参照するような実務的な問題を思いつくことが出来ません。それよりも次の現実的なワーストケースの方が、実際のファブの振舞いのモデルとして有効だと思います。現実のファブはベストケース現実的なワーストケースの中間の振舞いをするのではないでしょうか?
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