チャン教授

ISSM2008のレセプションの席で国立台湾大学のチャン(張)教授に声をかけた。チャン教授は2003年に私に「Factory Physics」という本を教えてくれた方だ。

  • カッコ内は私の心の中の声です。

「プロフェッサ・チャン(英語で大学の先生に呼びかける時は、これで正しいのかしら?)」
「うん?」
「何年か前Factory Physicsを紹介して下さいましたよね。覚えておられます?」
「イエス
「あれ全部読みましたよ」
「うん」
「全部、日本語に翻訳しましたよ」
「うん」
(あんまり驚いてくれないんだ)「でも日本で出版できないんですよ」
「うん、著者の許可がいるから」
「いえ、著者の許可はもうとったんですが、出版社の問題のようなんです。」
「それで?」
(あ、しまった。この問題は日本の出版社の問題だから、台湾の方に何かお願いするような言い方は筋違いだ。話題を変えよう)
「ところで、確率論を応用したい問題があるのですが、教授のサジェスチョンを頂ければ・・・」
「あなたの発表はいつ?」
「あすの11時20分です。」
「聞きに行くよ」
「サンキュー」


今日、来てくれるかな?