万葉集(上)

万葉集〈上〉 (旺文社全訳古典撰集)

万葉集〈上〉 (旺文社全訳古典撰集)

高校か大学の時に買ったのだと思います。この(上)には巻第一から六までを収めます。有名な歌あり、歴史的背景を偲ばせる歌あり、恋の歌あり、天皇と皇族への讃歌あり、挽歌あり、神話の痕跡を思わせる歌あり、で感想を簡単に述べられるものではありません。

  • 春されば 木末(こぬれ)隠れて鶯ぞ鳴きて去(い)ぬなる 梅が下枝(しづえ)に
      • 小典山氏若麻呂       巻第五 八二七
      • (春になると、木の枝先にかくれて鶯が鳴いて行くことだ、梅の下枝に)