17.10.演習:Quantitative System Performance

17.9.参考文献」の続きです。(目次はこちら

17.10.演習

  1. 第19章にある複数クラス平均値解析の実装を用いて、この章でパラメータが導出されたモデルを評価せよ。(これは第19章の実装を端末クラスとディレイ・センターを扱うように拡張することを要求することになる。この実装を用いて非整数の客個体数やTSOドメイン・キャパシティを表すことが出来ないことに注意しよう。) その結果をセクション17.7に示したRMFの性能尺度の値と比較せよ。
  2. セクション17.4で示したようにN_{BATCH}の値を「調整」せよ。(これは第19章の実装を、トランザクション・クラスを扱うように拡張することを要求することになる。)さまざまな性能尺度の値はどのように影響を受けるだろうか?
  3. アルゴリズム9.2を用いてTSOドメインのキャパシティを表現せよ。(これは第18章の単一クラス平均値解析の実装を、第20章で記述したように、負荷依存サービス・センターを扱うように拡張することを要求することになる。) 繰返しは、バッチ個体数が一定であるという事実によって単純化されることに注意しよう。さまざまな性能尺度の値はどのように影響を受けるだろうか?
  4. セクション16.3に含まれる情報に基づいて、待ち行列ネットワーク・モデル化ソフトウェアMAPを用いてこのモデルの仕様をどのように指定するかを記述せよ。


第18章 単一クラス、厳密MVAの実装」に続きます。