19.1.導入:Quantitative System Performance

18.2.プログラム」の続きです。(目次はこちら

19.1.導入


 この附録で我々は、全部がキューイング・センターからなり、3つのバッチ・タイプのクラスを含む分離可能待ち行列ネットワーク用の厳密平均値解析アルゴリズムFortranによる実装を提供する。
 このプログラムが基づいているところのアルゴリズム第7章に記述されている。興味のある読者はこのプログラムも3つの仕方で拡張することが教育的であることが分かるであろう。すなわち、4つ以上のクラスを許容すること、ディレイ・センターを許容すること、個々のクラスについて独立に、バッチ、端末、トランザクションのタイプの選択を許すこと、である。負荷依存サービス・センターへの拡張は第20章で検討される。
 第18章のプログラムの場合と同じように、我々の意図は、このプログラムが単純なモデルとともに教育的実験のために使用されることである。そのキャパシティ計画ツールとしての価値は市販の待ち行列ネットワーク・モデル化ソフトウェアの価値にまったく近づくことはない。そのタイプのソフトウェアとの間で可能なやりとりについてのよりよい知識については、第16章を参考にしなさい。


19.2.プログラム」に続きます。