粟皇子(あわみこ)神社


伊勢神宮内宮の摂社である粟皇子(あわみこ)神社は、海岸に近い波の音が常に聞える場所に鎮座していました。


こういうところに来て始めて日本書紀垂仁天皇紀に記されたアマテラスオオミカミの言葉

  • この神風(かむかぜ)の伊勢の国は、常世(とこよ)の浪(なみ)の重浪(しきなみ)帰(よ)する国なり。傍国(かたくに)のうまし国なり。この国に居らむと欲(おも)ふ。

が実感として感じられます。というのは伊勢神宮の外宮にしろ内宮にしろ、その御正殿のある場所は海岸から遠く、「常世(とこよ)の浪(なみ)の重浪(しきなみ)帰(よ)する国」という実感にとぼしいからです。



このように境内から海を望むことが出来ます。




上の写真ではコントラストの関係で海がよく見えないので、別の写真をアップします。





私はお参りすると、いつも社殿の上の木々に注意がいきます。ここには、よい気が流れているような気がしました。