脳科学とニューラルネットワークについて最近行った勉強で分かったことを書きます。それは脳科学の知見がニューラルネットに与えた影響についてです。
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- ニューラルネットワーク
- 上記の知見を元に福島邦彦氏が、1979年にS細胞(単純型細胞に相当)の層とC細胞(複雑型細胞に相当)の層を交互に重ねた構造を持つ多層ニューラルネットワークであるネオコグニトロンを発表。ネオコグニトロンとその改良版は、2012年にディープラーニングが画像認識で驚異的な成果を示すまで、一番成績のよい画像認識システムだった。
の値を濃淡で示した図。
なお、は平均0、標準偏差のガウス分布
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- この時点ではなぜ、単純型細胞の受容野がこのようになっているのかの理由は分かっていなかった。
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- 2006年(?)、ヒントン他が、スパース性をニューラルネットワークに取り入れることで、ニューラルネットワークの画像認識能力が格段に進歩した。これがディープ・ラーニングに発展した。
脳科学での知見を応用して、工学的なシステムを開発していく様子が見えてきました。