法則(組立工程)

  • 法則(組立工程): 
    • 組立ステーションのパフォーマンスは以下のいずれかの増加によって悪化する。
      1. 組立に使う部品の数
      2. 部品到着の変動
      3. 部品到着間の調整の不足
  • これは直感的に分かる法則だと思います。組立工程で使う部品の数が多ければ多いほど、その工程で部品が一式そろうのを待つ時間(=部品待ち時間)は増加するでしょう。部品到着の時間間隔が一定でなく変動すればするほど、やはりその工程での部品待ち時間は増加するでしょう。そして組立に使用する部品一式が同時に来れば部品待ち時間はなくてすむので、部品到着間の調整がよくなればなるほど、部品待ち時間は少なくなることが分かります。

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