キャリア交換時間CETの重要性

キャリア交換時間CET」で明らかになったことのひとつは、

です。ロードポートネックになるかどうかを決める要素の一つがキャリア交換時間交換時間CETである、ということです。搬送時間TLTUが直接、ロードポートネックへ寄与するわけではありません。たとえ、TLTUが長くても、ロードとアンロードの動作を並行して行うことにより、また、装置での処理終了時刻を予測することにより、キャリア交換時間CETを短くすることが出来るのであれば、ロードポートネックをふせいだり、緩和することが出来ます。
これらの点を主張するのは、今の非常に単純化されたモデルでは根拠が少ないように思われるかもしれません。しかし、(うまく説明出来ませんが)基本的な点は間違っていない、と思っています。
もちろん、モデルをどこまで一般化出来るか、は大きな課題です。