ファブ内物流の論理を求めて

半導体ファブのビデオ

ファブの様子は1:57まで

今ならChaothonさんの質問に答えられると思う。(2)

「今ならChaothonさんの質問に答えられると思う。(1)」の続きです。 昨日は おそらく今の私ならば、M/M/sの状態確率分布を適用するよりも精度のよい公式をお知らせすることが出来ると思います。 と書きましたが、Chaothonさんはロットの到着過程をポアソ…

今ならChaothonさんの質問に答えられると思う。(1)

昨日の余韻をひきずったエントリーです。昨日、ブログを始めたばかりの2007年2月1日の「Kingmanの近似式とその拡張」に寄せられたChaothonさんという方のコメント(2007/2/2書き込み)を読み直していて、今ならChaothonさんの質問に答えられると感じま…

Manufacturing Systems Modeling and Analysis読了

昨日、Manufacturing Systems Modeling and Analysis Manufacturing Systems Modeling and Analysis作者: Guy L. Curry,Richard M. Feldman出版社/メーカー: Springer Verlag発売日: 2009/03/01メディア: ハードカバー クリック: 19回この商品を含むブログ (…

第8章終了

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第7章終了

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第6章終了

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第5章終了

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第4章終了

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第3章終了

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第2章終了

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第1章終了

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Manufacturing Systems Modeling and Analysisの勉強状況

9月14日に入手したManufacturing Systems Modeling and Analysisは、9月22日には、第1章「確率論基礎の復習」本文の最後まで読み終えたのですが、その後についている問題集を解くのに難航しています。なかなか問題を解く時間を捻出するのが大変で、進…

Manufacturing Systems Modeling and Analysisのこと

最近、購入したManufacturing Systems Modeling and Analysis Manufacturing Systems Modeling and Analysis作者: Guy L. Curry,Richard M. Feldman出版社/メーカー: Springer Verlag発売日: 2009/03/01メディア: ハードカバー クリック: 19回この商品を含む…

Manufacturing Systems Modeling and Analysisを入手

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Manufacturing Systems Modeling and Analysis

Manufacturing Systems Modeling and Analysis どうも私が知りたいと思っていることはこの本に書いてあるようだ。欲しいなあ。(ちなみに昨日「無題」で書いた「専門書」というのは、この本のことではありません。) 特に最終章「直列有限バッファ・モデル」…

出張アップ: ☆でも、ボトルネックがあちこち動くんです。

これは、昨日、私のもうひとつのブログ「サイクルタイムはより短く、スループットはより多く」に載せた記事です。 ☆でも、ボトルネックがあちこち動くんです。 「☆ボトルネックに注力せよ(その5)」ではDBR手法というものをご紹介しました。これは、ボ…

メモ:ボトルネックが常に移動している工場の運用の仕方

TOC(Theory Of Constraint:制約理論)では、ボトルネック・ステーションの工程の進捗に併せてジョブを投入せよ、と教えていますが、ボトルネック・ステーションは工場で作る製品が変われば変化します。複数の製品が同時に工場に流れている場合は、製品の…

Tayur 1993年のかんばん方式に関する研究

さらにJIT生産システム(オペレーションズ・リサーチ――経営の科学 1998年5月号 所収)を読んでいきますと、Tayur 1993によるかんばん方式の解析の紹介が出ています。 Tayur [*1]は、図2に示される工程からなる生産指示かんばんモデルにおいて、より一般的に…

証明:Fの証明

命題F)は、の時に (補題4) (5)(6)(7)(5')(6')(9)が成り立っているとする。さらに、の時に補題1が成り立っているとする。さらに であるようなを定めた時、 である全てのについて 、 が成り立つ。 と仮定するとの時にも補題4が成り立つ、というものでし…

証明:Eの証明

命題E)は、の時に (補題4) (5)(6)(7)(5')(6')(9)が成り立っているとする。さらに、の時に補題1が成り立っているとする。さらに であるようなを定めた時、 である全てのについて 、 が成り立つ。 が成り立つ、というものでした。 E)を証明することは…

証明:Dの証明

D)の仮定から である全てのについて 、・・・・・(a-7) が成り立ちます。 (a-7)から ・・・・・(a-8) (6) ・・・・・(6) でとすると 部品は存在しないので よって ここで(a-7)を用いれば ・・・・・(a-9) (6')でとおいて同様に変形すると ・・・・・(a-10)…

証明:Cの証明

(6) ・・・・・(6) でとして ここで ・・・・・(5) を用いれば ここで部品は存在しないことを考えれば ・・・・・(a-1) 同様に(6') ・・・・・(6') でとして、途中で(5') ・・・・・(5') を用いれば つまり ・・・・・(a-2) よって ・・・・・(a-3) (7) ・・…

証明:大枠

「MitraとMitrani 1990年のかんばん方式に関する研究(2)」で保留にした証明をここで考えてみます。 ・・・・・(5) ・・・・・(6) ・・・・・(7) ・・・・・(5') ・・・・・(6') ・・・・・(9) 証明したいのは、 (定理1) (5)(6)(7)(5')(6')(9)が成り立…

MitraとMitrani 1990年のかんばん方式に関する研究(2)

「MitraとMitrani 1990年のかんばん方式に関する研究(1)」の続きです。 この生産指示かんばんモデルと同じ条件のもとで、工程がかんばんの代わりに個のbuffer(加工中を含む)をもつ通常の工程直列生産ラインを考える。工程の加工が完了したとき、後工程…

MitraとMitrani 1990年のかんばん方式に関する研究(1)

MitraとMitraniによる1990年のかんばん方式に関する研究成果の概要が、大野勝久氏のJIT生産システム(オペレーションズ・リサーチ――経営の科学 1998年5月号 所収)の3.定量引き取りかんばん方式に説明されています。 Mitra and Mitrani [*1, *2]は、工程が…

外注かんばん

大野勝久氏のJIT生産システム(オペレーションズ・リサーチ――経営の科学 1998年5月号 所収)では、もうひとつ外注かんばんというのが登場します。 また引き取りかんばんは、前工程が外注工場の場合、特に外注かんばんと呼ばれている。外注かんばんの場合、引…

生産指示かんばんと引き取りかんばん

大野勝久氏のJIT生産システム(オペレーションズ・リサーチ――経営の科学 1998年5月号 所収)を読んでいたところ、かんばん方式の概要が載っていて勉強になりました。そこの部分を私の感想を交えてご紹介したいです。これを読むまで私が知らなかったのは、か…

もうひとつブログを始めました。

もうひとつブログ(?)を少し前から始めています。こちらは工場運用に特化しています。 サイクルタイムはより短く、スループットはより多く よろしく

生産ラインの制御政策(つづき)

さらに「生産ラインの最適制御――大野 勝久」の「2.生産ラインの制御政策」を読んでいきますと、この箇所に興味を持ちました。 (10)にたいしてSpearman and Zazanis [*1]は、単一品種生産ラインに対して「プル方式がMRPより優れており、かんばん方式のスル…