気になる言葉

「ザ・ゴール」から法則を抜き出すの続きです。
「Ⅱ 恩師との邂逅」でジョナが初めて登場しますが、法則あるいは格言めいたものは登場しませんでした。ただ、気になる言葉として以下がありました。

「生産性とは目標に向かって会社を近づける、その行為そのものだ。会社の目標に少しでも会社を近づけることのできる行為は、すべて生産的なんだよ。その反対に目標から遠ざける行為は非生産的だ。・・」

「・・・生産性なんてものは目標がはっきりわかっていなければ、まったく意味を持たない・・・・」

「Ⅲ 亀裂」も読み終えました。ここでジョナの格言めいたものが登場します。

「お金を儲けるという目標を完璧な形で表すことができ、なおかつ工場を動かすための作業ルールの設定を可能にした指標・・」

として次の3つを挙げています。

スループット』、『在庫』、『作業経費』

そして、それぞれの定義は「従来のものとは違う」と言って、以下のように説明しています。

スループットとは、販売を通じてお金を作り出す割合のことだ」

「・・在庫とは、販売しようとするものを購入するために投資したすべてのお金のことだ」

「・・作業経費とは、在庫をスループットに帰るために費やすお金のことだ」

「・・目標はスループットを増やしながら同時に作業経費と在庫を減らすことなんだ」