ビジネス脳はどうつくるか
- 作者: 今北純一
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/11/14
- メディア: 単行本
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さて、今回読み直しているうちに、文章が自分に対して問いかけているような気がしてきました。
ミッション/ビジョン/パッションで夢を叶える。
・・・・・・「個」を確立すれば、「自分はこれをやりたい」という目標を見出せ、それによって「足りている」ことを実感できるはずです。
私は、この目標をミッション(M)ととらえています。・・・私が言うミッションは、・・・・・「自分がやりたいこと」「やらなければならないこと」、つまり「自らがチャレンジすべき夢や目標」のことです。
振り返ってみれば私にはそういう意味でのミッションをすでに持っていました。それは
- 工場内物流に関わる法則を、それを必要としている方々に分かり易くお伝えする。
というものです。なぜだか分かりませんが、それに関連する論文や本を翻訳している時や、その意味を考えている時や、それを人に説明する時は、私にとってとても楽しい時間なのです。この本ではミッションの次はビジョンが来て、次にパッションが来ます。
山頂を極めるという夢を実現するためには、「この道筋で自分は行くんだ」というロードマップがなければなりません。それを私はビジョン(V)と呼んでいます。
そのビジョンを、山頂へ向かって実行するプロセスで燃やす情熱、「夢をとことん本気で追いかける」エネルギーがパッション(P)です。
私は自分はビジョンが弱いと思います。このプロセスをどのように育てていくのか、これをボランティアでやるのか、それともコンサルティングをするのか(趣味なのか職業なのか)、そもそもニーズはあるのか、何を商品にするのか、今の仕事との関係をどうするのか、いずれ考えていかなければならないでしょう。でも、今はまだ考えたくありません。
(以下、独白です。)
- 今まで何をやってきたか?
- そうですね。「Factory Physics」を全部和訳した。いくつかの関連する論文を和訳した。待ち行列理論を理解し始めた。「Manufacturing System Engineering」を読み始めた。このブログを始めた、など。
- これで充分なのか? つまりおまえはこれで充分だと満足しているのか?
- そうは言っても一歩一歩進むしかないことも事実で、今のスピードが今の生活に適しているというのを感じます。
- パッションは?
- パッションというか、とまらないからやっていくだけでしょうね。
-
- このブログももっと人目を集めなければ何も始まらないよ。
- 人目を集めるためには、工場運用の格言のようなものをアップするのが手かな。それに、それを説明するようなアニメをつける・・・。そのためにはウェブでアニメを動かすためにスキルが必要だ。でも、それがどんなものか、皆目見当がつかない。
- このブログももっと人目を集めなければ何も始まらないよ。
・・・というような内的対話が始まってしまいます。
今日は本の紹介からはずれてしまいました。まあ、これもよしとします。