Word Whitt教授から許可をもらったよ。

ということで実はWord Whitt教授にはすでにメールを送っていたのでした。

ウィット教授


私は日本の技術者で日本に住んでいます。待ち行列ネットワークに興味を持っています。多くの日本人があなたの論文「キューイング・ネットワーク・アナライザー」(Bell System Technical Journal, vol. 62, No. 9, November 1983, pp. 2779-2815)を日本語で読んで学びたいだろうと私は思います。
これを私が日本語に訳してオープンアクセスのウェブサイトにおいてもいいですか?
私の意図を説明するのに丁寧な言葉遣いをしていないのではないか不安です。これは私の英語力が貧弱なせいです。どんなフィードバックを頂いてもとても助かります。
この翻訳活動は私が所属する会社とは何の関係もありません。


敬具


これに対して、Word Whitt教授

からはこのようなメールが・・・・。

QNA(キューイング・ネットワーク・アナライザー)に興味を持ってくれてありがとう。私はうれしいです。
もちろん、私の個人的な許可は得られますが、著作権を私は持っていません。たぶんAT&Tルーセントがそれを持っています。私は誰がコンタクトすべき適切な人物あるいは組織であるのか分かりません。


これに似たことはすでにT.木村によって1995年頃行われていることも教えておきましょう。今すぐには見つかりませんが。彼は待ち行列近似について多くの論文を出しています。


M/G/m待ち行列の拡散近似
 木村トシカズ
Operations Research, Vol. 31, No. 2 (Mar. - Apr., 1983), pp. 304-321


これがお役に立てば


敬具


Ward Whitt

                                                                                                                                                    • -

Ward Whitt
ニューヨーク市コロンビア大学インダストリアル・エンジニアリングとオペレーション・リサーチ学科
10027-6699 ニューヨーク州ニューヨーク市West 120th Street500 Mudd Building南西304号室

それで、この住所をGoogleで見たら、こんなところでした。

大きな地図で見る
「ああ、ここに居る人と話をしているんだな」と思うとインターネットのすごさをちょっと感じました。インターネットはうまく使えば、本当に可能性が広がっていきますね。


ということで、この論文を今後、翻訳して順次アップしていきます。(全部で37ページ。目標、1日1ページ翻訳) でもどこにいるか分からない著作権保持者が文句を言ってきたら削除します。
全部出来たらid:keitabandoさんの「My Open Archive」に投稿します。