攻めあぐんでいます。
「QNA(10)(11)へのメモ(1)」で私は
まず
近似は全てWhitt*1における基本方法、すなわち、漸近法と定常間隔法、に基づいている。
と書かれているのが重要そうです。そうすると、この漸近法と定常間隔法を理解するためには論文
- W. Whitt,「再生過程による点過程の近似、I:2つの基本的方法」Oper. Res., 30, No.1 (January-February 1982),pp.125-47.
を読む必要がありそうです。幸いこの論文もWhitt教授のウェブに出ています。それに、木村俊一教授の
にも解説があるようです。(この解説を後で読むことにしよ。)
と書きました。それで
を読み始めたのですが、1ページ目の最後近くで挫折してしまいました。困ったもんです。
さあ、ここからどこへ進もうか?
待ち行列の体系的な勉強が必要そうです。Googleで検索しても、どの論文、どの資料から読み始めればよいか順序が分かりません。やはり、こうなると本を買って体系的に学んだほうがよさそうですね。しかし、どうも私の疑問に答えてくれそうな本が日本語の本ではなさそうな予感。やはり、Medhiの「Stochastic Models in Queueing Theory」だろうか?(待ち行列理論の本参照)
*1:W. Whitt,「再生過程による点過程の近似、I:2つの基本的方法」Oper. Res., 30, No.1 (January-February 1982),pp.125-47.