QNA読解:II.インプット

上位エントリー:Word Whitt: The Queueing Network Analyzerの構成
QNA読解:I.導入とまとめ(2)」の続きです。「II.インプット」の冒頭を示します。

II.インプット
 このセクションで我々はQNAで現在利用可能なインプットのオプションについて説明する。将来より多くのインプットが出来ることを我々は期待している。セクション2.1では標準インプットを説明する。これは比較的コンパクトである。セクション2.2では標準インプットの小さな変更を説明する。これはノードでの客の生成や組合せを可能にする。例えば、あるノードでパケットがサービスを完了する時、それは他のノードで送られるいくつかのパケットを引き起こすかもしれない。セクション2.3では指定されたルートを持つ客のさまざまなクラスについての代替インプットを説明する。また、クラスとルート毎のこのインプットをセクション2.1の標準インプットにQNAが変換する方法も説明する。

QNA読解:I.導入とまとめ(2)」でも述べましたように、客の生成と組合せは当面考えないことにしますので「セクション2.2」の読解は省略します。よって、まずQNAへの標準入力データの種類を「セクション2.1」で読み込み、次に、より生産ラインに適した入力である製品(クラスとルート)毎の入力を「セクション2.3」から読み取って行きます。上記引用に書かれているように、この入力データはQNA内部で標準入力データに変換されます。その変換方法も「セクション2.3」から読み取ります。


QNA読解:2.1 標準インプット」に続きます。