二見興玉(ふたみおきたま)神社

夫婦岩で有名な(と書いて、本当に有名だったかな、と不安に思います。ひょっとして東海地方にだけ有名だったりして・・・・)二見興玉神社に行って来ました。ここは、今まで紹介したような伊勢神宮所管社ではありませんが、神話上、アマテラスオオミカミと関係の深いサルタヒコのミコトをお祭しています。(あと、アマテラスを大和からえっちら担いできた倭姫のミコトが、二回振り返ったので「二見」と呼ばれるようになった、という神話があります。)


由来は調べてもよく分かりませんが、ここの神社の神の使いはカエルです。


これを見ていると古代エジプトの動物の姿をした神像を連想してしまいます。


古代エジプトではカエルを象徴とする神は女神ヘケト、お産の神様です。


ここ日本の二見興玉神社では、蛙と「帰る」をかけて、「無事帰る」御利益があるとされています。



夫婦岩。・・・・・たいていの観光客が「えっ・・・・こんなに小さいのっ・・・?」って思うスポット。

この夫婦岩は「鳥居」だそうで、御神体はその間にある「興玉神石(おきたましんせき)」であり、これは

二見興玉神社の祭神猿田彦大神縁りの霊石である。

のだそうです。では、この写真に写っている岩がそうかと思ったのですが

現在は海中に沈んでいる為、肉眼で見る事は出来ないが、過去にあった津波で水が引いた際に少しだけ見ることが出来たと言われている。

Wikipediaに書かれているので、どうも違うようです。


このあたりは古くからの旅館が立ち並んでいますが、閑散としています。今ではみんな車で来て、宿泊せずに帰ってしまうのでしょう。正直、大変だな、と思います。

もう40年近く前、私は小学校の修学旅行でこのあたりの旅館に泊まりました。でも、どの旅館に泊まったのか記憶が定かではありません。


細い路地。


そこを山が覗き込んでいました。


昨日は変な日で、身体がダルく、精神もどこかへさまよっていたようです。そんな状態でも洗濯をし、数式をいじり、床屋に行き、それから本屋にも行ったのですが、ようやく自分を取り戻したのは午後5時を過ぎてからでした。