15.1.導入:Quantitative System Performance

14.6. 参考文献」の続きです。( 目次はこちら

15.1. 導入

 この章では、その特徴が例として先に使用した集中型のシステムとかなり異なっているようなシステムとサブシステムをモデル化するのに、パートIIIIIで開発された技法がどのように使用出来るかについて示す。我々の目的は2重である。つまり、これらの技法の応用可能性の範囲を伝えることと、うまくいくことが分かっている各種の「創造的な方法」を示すことである。
 我々の提示は応用領域の5つの例から成る。すなわち、コンピュータ通信ネットワーク(IBMのSNA)、ローカル・エリア・ネットワーク(イーサネット)、ソフトウェア・リソース、データベース並行処理制御、OSのアルゴリズム(IBMのMVSシステムにおけるSRM)である。個々の応用は別々のセクションで検討される。セクションは短いが、より詳細はセクション15.8に引用した論文から得ることが出来る。


15.2.コンピュータ通信ネットワーク(1)」に続きます。