偉大なイツァの民が立ち去ったのはそのときである。

今日は弱っているので、問題に集中出来ない・・・・・。無意識をして語らしめよう・・・・



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 偉大なイツァの民が立ち去ったのはそのときである。400の13倍は彼らの1000の400倍、彼らの100の400倍の数であり、貴族、異端者、イツァの民の数であった。・・・・・・
 彼らは異民族といっしょになるのをいやがった。キリスト教をいやがった。<鳥の呪術師>アー・ワヨム・チチの人びと、<石の呪術師>アー・ワヨム・トゥノブの人びと、<平たい石の呪術師>アー・ワヨム・シニルトゥノブの人びと、<”ジャガー”の呪術師>アー・ワヨム・バラモブの人びと、三倍も呪術師だった人びとは租税を払うのをいやがった。400年の4倍と15カトゥン(1900年)が彼らの生活の最後だった。そこで彼らの生活の最後がやってきた。なぜならば彼らは彼らの日々の数を知っていたからである。


「マヤ神話」ル・クレジオ原訳・序  望月芳郎訳

マヤ神話―チラム・バラムの予言

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