そろそろ進むべき時か?
ウィーナーの主著
ウィーナー サイバネティックス――動物と機械における制御と通信 (岩波文庫)
- 作者: ノーバート・ウィーナー,池原止戈夫,彌永昌吉,室賀三郎,戸田巌
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2011/06/17
- メディア: 文庫
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以下は、先日、読んでいて少し気になった個所。
この予報的フィードバックの安定度と有効度の条件については、今までよりもはるかに綿密な検討を要する。
ウィーナーがフィードバックに関心を持ったのはこの予報的フィードバックの問題に遭遇したからで、なぜ、予報的フィードバックに遭遇したかといえば、第二次大戦中の戦時研究として対空火砲の標的追尾システムを開発していたからだと思います。そして、そのシステムの変調の仕方が人間のある種の病気に似ていると感じたことから、この関心が広がっていったのでしょう。