Whitt教授の「Approxomations for the GI/G/m queue」の翻訳(26)

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 表21はM/M/mc_a^2=4.0であるようなH_2/D/mモデルにおける待ち確率の新しい近似と正確な値を比較している。表11と同様に、正確な値はSeelen、Tijms、Hoorn (1985)から来ている。EWについての表11とは異なり、表21でのP(W>0)の旧から新への変化は非常に劇的である。


表21
c_a^2=4.0のバランスのとれた平均を持つ超指数到着間隔時間を持つモデルH_2/D/mについての待ちの確率P(W>0)の近似とSeelen、Tijims、van Hoorn (1985)による正確な値との比較

到着間隔時間分布はc_a^2=0.0の時、決定論(D)c_a^2=0.5の時、アーラン(E_2)c_a^2>1の時、超指数(H_2)


 表22はc_a^2=0.1であるようなE_{10}/E_2/mモデルにおける待ちの確率に加えてQの平均とSCVの近似と正確な値を比較している。やはり正確な値はSeelen、Tijms、Hoorn (1985)から来ている。前と同じく、P(W>0)の近似の精度は良好である。


表22
c_a^2=0.1かつc_s^2=0.5であるようなE_{10}/E_2/mモデルについてのいくつかの混雑尺度の近似とSeelen、Tijims、van Hoorn (1985)による正確な値との比較

到着間隔時間分布はc_a^2=0.0の時、決定論(D)c_a^2=0.5の時、アーラン(E_2)c_a^2>1の時、超指数(H_2)