「情報理論」読了からどこへ向かうか?

先日、甘利俊一氏の「情報理論」を読了しましたが、ここからどこに進むかが私の今の課題(おおげさ?)です。


案1

  • 同じ出版社から出ているシャノンの記念碑的論文「コミュニケーションの数学的理論」を読む。
    • 通信の数学的理論 (ちくま学芸文庫)

      通信の数学的理論 (ちくま学芸文庫)

    • 私が勝手に「サイバネティクスの雰囲気に浸れる論文集」というものを日ごろ考えていて、それは以下のものです。
      • アラン・テューリングの「計算可能な数、およびヒルベルトの決定問題への応用について(On Computable Numbers, with an Application to the Entscheidungsproblem)」1936年
      • ウォーレン・マカロック、ウォルター・ピッツ「神経活動に内在する思考の論理計算(A logical calculus of the ideas immanent in nervous activity)」 1943年
      • ノーバート・ウィーナー「サイバネティクス」 1948年
      • クロード・シャノン「コミュニケーションの数学的理論(A Mathematical Theory of Communication)」 1948年
      • フォン・ノイマン「人工頭脳と自己増殖――オートマトンの論理学概論」 1951年
    • なので、上記の本を買って読むことは、私のコレクター的な趣味を満足させます。
    • しかし、デメリットとして、この本を読んでもあまり得るところがないだろうと予測されることです。というのは甘利氏の「情報理論」が同じ内容をより分かりやすい形でカバーしているからです。


案2

案3

まあ、いつ取り掛かるか分かりませんが、以上はその気になった時のためのメモ書きです。