脱走して答志(とうし)島へ

ゴールデンウィークといっても、いろいろシガラミがあってどこかへ行楽に出かけるわけにもいかない。でも、こういう時こそ、日常を離れたい、などと思っていたところ・・・・。


最初は、近所の散歩だった・・・・。

それが、無人駅にたどり着いて

1時間に1本しかない電車があと10分で来ると分かったため、そのままそこで待ち、電車に乗った。そして、何となく鳥羽から離島に行ける気がした。鳥羽駅で降りて、定期船の乗り場まで直行すると、ちょうど今から答志(とうし)島への船の出港のアナウンスがしているではないか。急いで切符を買って乗る。

だいたい、2時間に1便ぐらいしかないので、こんなに待たずに乗れるのは超ラッキー。

でも、帰りの便はいつになるのだろう?


船長さん



穏やかな日和だったのに、意外と波が高く、ゆれる。親やじいさんばあさんと一緒に乗った小学生たちは大はしゃぎ。対照的に島の出身と思われる学生服の男子高校生2名は、自分たちにとっては周りはいつもの光景らしく、熟睡。


鳥羽の佐田浜を出発して約20分、答志島の和具港に着いてしまった。

行き当たりばったりでここまで来ちゃったよ、と思う。これからどうなるのか?