待ち行列理論の本

  • このところ私は、GI/G/1待ち行列Kingmanの近似式とそこから派生する問題のところで進みあぐねています。このあたりは手ごわそうなので、転進してほかの話題に進んだほうが得策のようです。しかし、転進する前に今日とあすの2回で、言い残したいことを記しておこうと思いました。今日は、Jyotiprasad MedhiのStochastic Models in Queueing Theoryという本のことです。
  • Factory Physicsの本が、Kingmanの近似式を紹介した時に、
    • この導出方法についてはMedhi 1991を参照のこと
  • と書いていました。それが上記の本です。これはAmazonで見つかったので、なか見で、目次を見ました。確かにこの本の終わりの方にKingmanの式のことが出てきています。しかし、この本(もちろん英語)を読み進むのは今の私のキャパシティでは出来ません。類書が日本語であれば、と思うのですが、探せない状態です。
  • 今日は、この本の目次だけを紹介します。

Jyotiprasad MedhiのStochastic Models in Queueing Theory, Second Editionの目次

  • 前書き
  • 1 確率的過程
  • 2 待ち行列:一般的な概念
  • 3 出生死滅待ち行列:指数モデル
  • 4 非出生死滅待ち行列:マルコフ的モデル
  • 5 キューのネットワーク
  • 6 非マルコフ的待ち行列
  • 7 一般の到着時間とサービス時間の分布を持つキュー
    • 7.1 一般の到着時間とサービス時間の分布を持つG/G/1キュー
    • 7.2 待ち時間Wの平均と変動
    • 7.3 バッチ到着を持つキューG(X)/G/1
    • 7.4 G/G/1の出力過程
    • 7.5 G/G/1システムのいくつかの境界
    • 7.6 問題と補足
    • 7.7 参考文献
  • 8 様々な話題
  • 9 付録
  • 10 索引