- 「ロットサイズとキュー時間の関係」での議論を受けて、ロットサイズとロット到着間隔の変動係数の関係を調べます。
- 半導体ファブでは多くの装置群(=ステーション)は他の複数の装置群(=ステーション)からロットを供給されています。このように、複数のステーションからロットが供給される場合、Factory Physicsでは
多くの発生源からジョブを受取る場合にはは1に近くなる(つまり指数分布に近くなる)傾向がある
- と述べています。よってロットサイズを変更してもは1に近い値に留まると考えられます。しかしながら、具体的にその値を算出、あるいは近似するとなると、さまざまな装置群から来るジョブのCaについてで述べたようにFactory Physicsには、さまざまなステーションからジョブが供給される場合の、到着間隔の変動係数の求め方についての記述がありません。上記の結論でがまんするしかないようです。
議論の継続
- この結果は、「ロットサイズとキュー時間の関係(セットアップを考慮しない場合)」で利用されます。