「フューチャリスト宣言」を読みつつある私

梅田望夫茂木健一郎の「フューチャリスト宣言

フューチャリスト宣言 (ちくま新書)

フューチャリスト宣言 (ちくま新書)

を買って、読みつつあるところです。
梅田望夫氏にとっては「ウェブ進化論」「ウェブ人間論」に続いて3冊目であるので(その前に「シリコンバレー精神」もありますが、ウェブの話でいくと3冊目なので)そろそろマンネリになるのでは、と思ったのですが、思いのほか、おもしろい、と思いつつあります。
そうは言っても、最初から順序正しく読む、というやり方ではなく、まず巻末の茂木氏の特別授業「脳と仕事力」を読み、それから本をパラパラとめくって「ネットの側にかける」の途中から読む、というふうに、行ったり来たりしていますが。
私が勇気を得た茂木さんの言葉を引用します。引用は茂木さんの横浜国立大学での特別授業「脳と仕事力」からです。

人間の脳というのは、絶対に休むことがありません。寝ているときに脳が休んでいると思ったら大間違いで、むしろ、昼間のうち、起きているときに経験したことを整理している。要するに、脳というのは情報をいっぱいたくわえておいて、それをオフの時に整理する、ということをやっていて、その整理する中から創造性というのが生まれてきます。

睡眠時間を削って仕事に勤しんでいる人々が一杯いますが、私にはその人たちの真似が出来ません。でも、この文章を読んで睡眠も大切なんだな、と感じ、うれしくなりました。
もともとシュルレアリスムに共感した青春を送っていたので、睡眠は大切な友なのです。