ユーニウス・ルスティクス

ストア派哲学者、マルクスの親しい相談相手。

ルスティクスからは、自分の性質を匡正し訓練する必要のあるのを自覚したこと。(中略)エピクテートスの書きものを知ったこと。この本を彼は自分の書庫から出してきてくれたのであった。


(神々からは)アポローニウス、ルスティクス、マクシムスを知ったこと。


(神々からは)ルスティクスにたいしてはしばしば腹を立てたが、あとで悔いたであろうような行き過ぎは少しもしなかったこと。

(「自省録」マルクス・アウレーリウス著、神谷美恵子訳 岩波文庫より)