2007-12-14から1日間の記事一覧

ヒッポクラテース

西洋医学の祖と仰がれるギリシア最大の医者。コース島に紀元前約450年に生まる。 ヒッポクラテースは多数の病人を癒してから、自分自身もわずらって死んだ。 (「自省録」マルクス・アウレーリウス著、神谷美恵子訳 岩波文庫より)

アレクサンドロス

プリュギア生まれの文法学者でホメーロスの註解を書いた。修辞学者アリスティデースは彼の葬弔演説をしている。 文法学者アレクサンドロスからは、口やかましくせぬこと。 (「自省録」マルクス・アウレーリウス著、神谷美恵子訳 岩波文庫より)

セクストゥス

カイローネイアのストア派哲学者、プルータルコスの甥。 セクストゥスからは、親切であること。(中略)てらいのない威厳。 (「自省録」マルクス・アウレーリウス著、神谷美恵子訳 岩波文庫より)

アポローニウス

ストア派哲学者。 アポローニウスからは、独立心を持つことと絶対に僥倖をたのまぬこと。たとえ一瞬間でも、理性以外の何物にもたよらぬこと。 (神々からは)アポローニウス、ルスティクス、マクシムスを知ったこと。 (「自省録」マルクス・アウレーリウス…

ユーニウス・ルスティクス

ストア派哲学者、マルクスの親しい相談相手。 ルスティクスからは、自分の性質を匡正し訓練する必要のあるのを自覚したこと。(中略)エピクテートスの書きものを知ったこと。この本を彼は自分の書庫から出してきてくれたのであった。 (神々からは)アポロ…

上位エントリ:マルクス・アウレーリウスの「自省録」に登場する人名