ダイナミック・ジョブ・ショップ(3)
「ダイナミック・ジョブ・ショップ(2)」の続きです。
ジャクソン開放型待ち行列ネットワーク
ジャクソン・ネットワーク
もしが時刻でのマシンセンターでのジョブ数であり、
ならば、
つまり、ネットワークは積形式解を持つ。もし個々のマシンセンターが1台の装置からなるならば、そしてもしならば
ネットワークは独立なM/M/1待ち行列に分解出来る。(もし各々のセンターに複数台の装置があるならば、M/M/)
個々のステーションに1台装置
マシンセンター内の平均ジョブ数:
システム内のジョブ総数:
ジョブの平均フロー時間:
システム内のジョブ数の分散
タスクのマシンセンターへの割付
任意のジョブについての平均タスク数を満たすようにしてを、同等であるがを最小にする。よってタスク割当ては
のもとでのの値を決定する。もし与えられたタスクがマシンセンターに割当てられると、それは指数分布()の時間を要求すると仮定する。
最適解
最適訪問レートの達成
全てのジョブ・タイプにいてのタスクの全体集合:
任意のジョブについてタスクを実行するのに必要な平均回数をとする。理想的には、
を満たすようなを見出す。
より現実的には、について
- ()
を満足するような最も大きなタスク指標としてを見つける。つぎにもし、
ならばタスクをマシンセンターとの両方に割り付ける。
http://www.public.iastate.edu/~smryan/ie613/Chapter7pt1.pptはここで終わっています。
「ダイナミック・ジョブ・ショップ(4)」に続きます。