QNA読解:VI. 総ネットワーク・パフォーマンス尺度

上位エントリー:Word Whitt: The Queueing Network Analyzerの構成


QNA読解:5.2 GI/G/m待ち行列」の続きです。このセクションではネットワーク全体の混雑尺度の近似を求めます。
6.1 システム混雑尺度」では、ネットワーク全体のスループットとネットワーク内のジョブの数を計算します。「6.2 集約客の経験」と「6.3 特定の客の経験」では、客(=ジョブ)の経験する滞在時間の近似を求めます。「6.2 集約客の経験」では、ジョブが特定のルーティングを持たず、あるノードでの処理が終ったあとにどのノードに進むのかが確率的に定まる場合を、「6.3 特定の客の経験」では、ジョブが特定のルーティングを持ち、あるノードでの処理が終ったあとにどのノードに進むかが確定的に決まる(ただし、ジョブの種類によってルーティングは異なる)場合を扱います。


QNA読解:6.1 システム混雑尺度」に続きます。