「2.7. まとめ」の続きです。
2.8. 参考文献
仮定を導入することの動機としての単純さの特定や測定の妥当性や評価のし易さはKienzleとSevcik [1979]に負っており、彼らはまたモデル化サイクルを妥当性確認、予測、検証のフェーズに分けることを提案してくれた。
セクション2.2で述べられたMVSケーススタディはLo [1980]によって実行された。セクション2.3と2.5で述べられたCPU性能比較はMyhre [1979]によって実行された。セクション2.4で述べられたシステム取得ケーススタディはLazowska [1980]によって実行された。(図2.3と2.4はこの論文から採られた。) セクション2.6で述べられた保険クレーム処理ケーススタディはSevcikとGrahamとZahorjan [1980]によって実行された。
- [KienzleとSevcik 1979]
- M.G. KienzleとK.C. Sevcik。コンピュータ・システムの性能モデル化の体系的方法。Proc. IFIP W.G.7.3. International Symposium on Computer Performance Modelling, Measurement and Evaluation (1979), 3-27.
- [Lazowska 1980]
- Edward D. Lazowska。システム選択の際の解析的モデル化の使用。Proc. CMG XI International Conference (1980), 63-69.
- [Lo 1980]
- T.L. Lo。待ち行列ネットワーク・モデルを用いたコンピュータ・キャパシティ計画。Proc. IFIP W.G.7.3 International Symposium on Computer Performance Modelling, Measurement and Evaluation (1980), 145-152. Copyright (c)1980 by Association for Computing Machinery.
- [Myhre 1979]
- Scott A. Myhre。平均値解析に基づいた待ち行列ネットワーク求解パッケージ。M.Sc. Thesis, Department of Computer Science, University of Washington, February 1979.
- [Sevcik他 1980]
- K.C. SevcikとG.S. GrahamとJ. Zahorjan。分散処理システムにおける構成とキャパシティの計画。Proc. 16th CPEUG Meeting (1980), 165-171。
「「第3章 基本法則」に続きます。