3.7. 参考文献：Quantitative System Performance

待ち行列ネットワークへの助走

「3.6. まとめ」の続きです。

3.7. 参考文献


　BuzenとDenningの運用分析は一般に我々の哲学に大きく影響を与えてきており、特にこの章に影響を与えている。表記法と、法則や仮定の特定の多くは彼らの業績から採られている。特筆すべきは、[Buzen 1976]（そこから我々はこの章のタイトルをさえ借りてきた）と[DenningとBuzen 1978]である。
　リトルの法則はJ.D.C. Littleに由来し、彼は1961にこれを最初に証明した [Little 1961]。

  • [Buzen 1976]
    • Jeffrey P. Buzen。コンピュータ・システム性能の基本的運用諸法則。Acta Informatica 7,2 (1976), 167-182.
  • [DenningとBuzen 1978]
    • Peter J. DenningとJeffrey P. Buzen。待ち行列ネットワーク・モデルの操作的解析。Computing Surveys 10,3 (September 1978), 225-261.
  • [Little 1961]
    • J.D.C. Little。待ち行列公式　L=\lambda{W}の証明。Operations Research 9 (1961), 383-387.


「3.8. 演習」に続きます。