4.2. モデルの入力:Quantitative System Performance

4.1. 導入」の続きです。

4.2. モデルの入力


 待ち行列ネットワーク・モデルの基本実体は、システム・リソースを表すサービスセンターと、ユーザやジョブやトランザクションを表すである。表4.1は単一クラス待ち行列ネットワーク・モデルの入力を挙げており、それは客とサービスセンターの間の関係を記述している。次からのサブセクションで、これらのパラメータは多少詳しく検討される。

  • 客の記述
    • 負荷強度。以下のうちのひとつ。
      • \lambda到着レートトランザクション作業負荷について)
      • N個数バッチ作業負荷について)
      • NZ考慮時間端末作業負荷について)
  • センターの記述
    • Kサービスセンターの数
    • 個々のサービスセンターkについて
      • そのタイプキューイングディレイのいずれか。
  • 処理の記述
    • 個々のサービスセンターkについて
      • D_k\equiv{V_k}S_k処理要求時間
  • 表4.1 単一クラス・モデル入力