4.4.2. 出力:Quantitative System Performance
4.4.2. 出力
全ての性能尺度はクラス毎に(例えば、と)、また同様に全体で(例えばと)得ることが出来る。稼動率と待ち行列長、スループットについて、全体性能尺度はクラス毎の性能尺度の合計に等しい(例えば、)。しかし、滞在時間とシステム応答時間について、クラス毎の尺度は、以下のように相対スループットで重み付けされなければならない。
これは直感的に納得出来、リトルの法則を用いて正式に示すことが出来る(演習2参照)。
表4.4は複数クラス・モデルの出力をまとめたものである。以下の注意書きは、単一クラス・モデルの文脈でしたコメントと同様に、表を研究する際に気にとめておかなければならない。
「4.5. 検討」に続きます。