5.6.参考文献：Quantitative System Performance

待ち行列ネットワークへの助走

「5.5.まとめ」の続きです。（目次はこちら）

5.6.参考文献


　MuntzとWong [1974]は特にクローズド待ち行列ネットワークの漸近的性質に特化した最初の研究を実行した。DenningとKahn [1975]は関連する結果を独立に得た。DenningとBuzen [1978]は操作的解析の一部としてボトルネックを検討する際に漸近的解析を記述している。Beizer [1978]もまた境界解析を彼の性能評価方法の一部として含んでいる。バランスのとれたシステムの境界分析はZahorian他 [1982] によって開発された。セクション５．３．１のケーススタディはSevcik他 [1980]によって実行された。

  • [Beizer 1978]
    • Boris Beizer。「コンピュータ・システム性能のマイクロ解析」　Van Nostrand Reinhold, 1978.
  • [DenningとBuzen 1978]
    • Peter J. DenningとJeffrey P. Buzen。「待ち行列ネットワーク・モデルの操作的解析」　Cpmputing Surveys 10.3 (September 1978). 225-26.
  • [DenningとKahn 1975]
    • Peter J. DenningとKevin C. Kahn。「スループットと応答時間の分布によらない若干の性質」　Report SD-TR-159, Computer Science Department, Purdue University, May 1975.
  • [MuntzとWong 1974]
    • R.R. MuntzとJ.W. Wong。「クローズド待ち行列ネットワーク・モデルの漸近的性質」　Proc. 8th Princeton Conference on Information Sciences and Systems (1974).
  • [Sevcik他 1980]
    • K.C. Sevcik、G.S. Graham、J. Zahorjan。「分散処理システムにおける構成とキャパシティの計画」　Proc. 16th CPEUG Meeting (1980), 165-171.
  • [Zahorjan他 1982]
    • J. Zagorjan, K.C. Sevick, D.L. Eager, B.I. Galler。「待ち行列ネットワークのバランスのとれたジョブの境界分析」CACM 25,2 (February 1982), 134-141.

「5.7.演習」に続きます。