6.4. 解法:Quantitative System Performance

6.3.3.キャパシティ計画」の続きです。(目次はこちら

6.4. 解法


 待ち行列ネットワーク・モデルの解は、モデルの時間平均の(あるいは長期の)振舞いを記述する性能尺度である。待ち行列の一般のネットワークについてこれらの尺度を計算することは非常に高価で複雑である。しかし、分離可能待ち行列ネットワーク・モデルについては、解を単純に得ることが出来る。
 分離可能待ち行列ネットワークを解析するために従う特定の手続きはオープン・モデルとクローズド・モデルで異なる。我々は各々順に考察する。