「クローズド待ち行列ネットワークにおけるノートンの定理」を読んで
「クローズド待ち行列ネットワークにおけるノートンの定理(1)」「(2)」を読んでいろいろ理解することがありました。自分の頭の中はよく整理されていませんが、いろいろ「こうではないか?」とひらめくことがあって新鮮な思いを感じました。思いついたことを書き留めて置きます。整理や内容の吟味はまた後日にします。そろそろ「Quantitative System Performance」の翻訳戻りたいです。
- FESCや「クローズド待ち行列ネットワークにおけるノートンの定理」でのFES(フロー等価サーバ)ではスループットを等しくするように操作していた。私はスループットだけでなくその到着(あるいは出発)間隔時間の変動係数も等しくすべきではないか、と考えたが、おそらくあるクラスの待ち行列ネットワークについては変動係数は自動的に等しくなるのだろう。そして、そのあるクラスとはおそらく「クローズド待ち行列ネットワークにおけるノートンの定理(2)」にあったようにBCMPネットワークなのだろう。あるいは積形式解を持つネットワークなのだろう。