特集：ＪＩＴ生産システムの数理

「オペレーションズ・リサーチ：経営の科学　2002年4月　特集：ＪＩＴ生産システムの数理」を見てみましょう。以下の論文が出ています。

• 特集にあたって――大野　勝久
• 相互補完国際物流システム――平木　秀作
  • １．はじめに
  • ２．相互補完システムの背景
  • ３．相互補完システムの生産・物流計画
  • ４．相互補完国際物流システム
  • ５．あとがき
• 混合品種組立ラインにおける製品投入順序づけ問題――田村　隆善
  • １．はじめに
  • ２．問題を規定するいくつかの要素
  • ３．作業負荷平準化の投入順序づけ問題
  • ４．部品消費速度の平準化
  • ５．バイパスをもつラインへの投入順序づけ問題
  • ６．おわりに
• ジャストインタイム生産ラインの管理方式――高橋　勝彦、中村　信人
  • １．はじめに
  • ２．各工程における処理の指示方式
  • ３．変化に適応する方式
  • ４．おわりに
• かんばん方式の数理――小島　貢利、中島　健一
  • １．はじめに
  • ２．かんばん方式
  • ３．従来のかんばん枚数決定法
  • ４．数理モデルによるかんばん方式の最適化と解析
  • ５．おわりに
• U字生産ラインの性能評価――中出　康一
  • １．はじめに
  • ２．多能工が一人の場合
  • ３．複数の多能工：分割型
  • ４．複数の多能工：巡回型（兎追い）
  • ５．分割型と巡回型の比較
• 生産ラインの最適制御――大野　勝久
  • １．はじめに
  • ２．生産ラインの制御政策
  • ３．生産ラインの最適制御

さて、これらのうちどれから読もうかな。兎追いという言葉がおもしろそうだから「U字生産ラインの性能評価――中出　康一」の「４．複数の多能工：巡回型（兎追い）」をちょっと読んでみよう。

４．複数の多能工：巡回型（兎追い）

　この節では、複数の多能工が同じ歩行ルートをたどりながら作業を行う場合を考える。
　図３のように、同一の機械グループ上を人の多能工が順に処理するものとする。

残念ながら、あんまりよく分かりません。さて、どうしましょう。