14.3.一般的枠組み:Quantitative System Performance

14.2.背景」の続きです。( 目次はこちら

14.3. 一般的枠組み


 あいにく、提案するシステムの性能を数量化する試みは普通ではない。これには2つの大きな理由がある。

  • 性能予測に捧げられる工数は、さもなければコードを書いてシステムを間に合って配達するために捧げられる工数と見なされる。
  • 性能予測をシステム設計プロジェクトと統合する広く受け入れられた方法がない。


これらの点の最初のものは、それが基づいている経済の錯覚によって無効にさせられる。見当違いの設計判断のシステムの最終コストへの影響は莫大になる可能性がある。これらの点の2番目は一般的枠組の諸局面が現れ始めた時にはそれほど重大ではなくなりつつある。これらはこのセクションの主題である。